まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

4歳息子とニトリのパイプ枕で自由研究。ほか、息子と、義務教育と、私。

こんにちは。

4歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

昨日はしんどかったので、息子と自由研究してました。

※4700字の長文記事です。

暇な時があれば読んでみてください。

 

もくじ

 

しんどい時は自由研究!

金曜日、しんどかったー!

新年度スタートの疲れが出たんだと思います。

 

月曜日、喉の腫れを感じて、

火曜日、首と肩がとんでもなく痛くなって、

水曜日、19時過ぎに息子と寝落ちして、11時間睡眠。

木曜日、子供を送ったあと2時間仕事しただけでとんでもなく疲れ果て、1時間仮眠したのちお迎えへ。

金曜日、無理!!!!!!

 

金曜日は息子もなかなか起きず、こりゃ親子揃って疲れ果ててるなーと思って幼稚園はお休みしました。

新学期スタートの火曜日、お迎えで見かけた園児たちの顔はこぞって疲れ果ててましたからね。

そりゃそーだ、夏休みからの切り替えって大変だよね。

 

しかしみなさんご存知の通り、未就学児と家にいたってそんな素直に休めるはずがないのです。

「おかあさーん?〇〇県に流れる川は、なんでしょう??」

「おかあさーん?〇〇県の上の方にある市は、なんでしょう?」

知るかー!!!

休ませてくれー!!!!

 

とりあえず2階のベッドに倒れ込んだものの、もちろん息子はついてきます。

うーん、まいった、どうしよう。

何か明確にやることを与えた方が落ち着くんだろうな…

 

ということで取り出したのが、ニトリの枕!

www.nitori-net.jp

私愛用の、やっすいニトリの枕です。

こちら、中に小さなパイプがたくさん入ってまして、これらを中から適量抜き取ることで、自分がもっとも快適だと思う高さに自在に調整することができるのです。

 

そして少し前に息子もこの枕を使うようになりまして、

「パイプ取り出す作業を一緒にやったらいいやん!!!私天才!!!」

って思いついたわけです。

フラフラな頭で地理の問題を答えさせられるより、何億倍も楽だと踏んだわけですね。

 

息子はスペシャルイベントに大興奮。

ウッキウキで、パイプを大量に取り出しました。

その作業は割とすぐに終了。

しかし、ここで諦めないのが私である。

 

私「息子、このパイプ、いくつあると思う?」

息子「えー、多すぎてわからないんだヨ」

私「これ数えるのは大変だよね?どうやったら、数えずにいくつあるかがわかるだろう?」

息子「数えずに?うーん…」

私「息子、自由研究してみない?」

息子「!!!!!」

 

我が家はEテレ0655を毎日視聴し、かつ毎日録画している0655ヘビー視聴者なんですが、夏休みになると特別番組として自由研究応援番組が作られてましてね。

www.nhk.jp

もちろん今年もバッチリ録画してまして、息子はこの番組が大大大好きなんです。

だから、食いつく食いつく、めちゃくちゃ食いつく。

おめめ、キラッキラしてました。

たまらんね〜!

 

私「自由研究55みたいに、はかりを使って重さを測ってみたらどうだろう?全部は大変だから、まずは50個で」

息子「やってみるヨ!!!!」

 

ものすごく食い気味な息子が愛用はかりを使ったところ、ちょうど2gでした。

▽はかりは息子の定番アイテム▽

tmt-krk.hatenablog.com

 

ということで、

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「50こ=2g」とメモ。

(両辺で単位が異なるのが若干気持ち悪いですが、息子が嬉しそうに自ら書いていたのでこれでいいんです)

 

私「じゃあ、25個あったら何gかな?まず、予想してみようよ。自由研究だからね」

息子「うーん、半分だから…うーん」

私「そう!賢い!半分!数が半分ってことは、重さも…?」

息子「半分!1gだ!!!」

私「そうやね!じゃあ、本当に25個で1gなのか、はかりを使って確かめてみよー!」

息子「うん!!!!!(大歓喜)」

 

そんなこんなで、続いて100gも同様に調べ、そののち全てのパイプの重さを測り、割り算やかけ算はたし算で全てカバーして、最終パイプの個数を求めることができました。

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全部で83gだったので、

4g=100個の両辺をそれぞれ10倍して、

40g=1000個

今度はそれを2倍して、

80g=2000個

 

1g=25個は最初に出していたので、

両辺を3倍して

3g=75個

 

九九の暗唱は教えていないので、

「25が1つで?そう、25。じゃあ25が2つで?そう、50。じゃあ、25が3つで?」

そんな感じで求めてもらいました。

割り算が必要な時も、こんな感じで出してもらってます。

 

最後はそれぞれをたして、

2000+75=2075個!!!

息子が取り出したパイプの数は、2075個でした。

こんなの数えてられないね〜!

 

私「予想して、実験して、確かめて。これは完全に自由研究だね!!!」

息子「うん!!!!楽しかった!!!!!」

お母さんも、ゆっくり休めて最高だったよ!!!!

 

普段の生活の中で、遊びながら義務教育内容を身につける

息子と生活する中で、義務教育で学ぶものって何でもかんでも日常の中で触れられるんだな〜というのを最近実感しています。

国語や理科だけじゃなく、算数や社会もこんなに生活の中で身につけられるなんて、子供の時は知らなかったなあ。

 

例えばブドウを食べるとき。

帰省でいただいたシャインマスカット一房についている粒の数を調べて、3人家族だったら何個ずつに分けられるかを考える。

私「26個だ。息子、どうする?いくつずつ食べたらいいだろう?」

息子「うーん、わかんないね」

私「みんなが1つずつ食べるといくつ減る?そう、3つだね。じゃあ2つずつなら?そう、6つ。じゃあ…」

こんな感じで、足し算を使って割り算もゴリ押しで求めていきます。

私「8個ずつ食べたら、24個だ。あれ、どうする?」

息子「2つあまる」

私「26÷3=8あまり2、だね。誰が残った2つを食べる?」

息子「うーん、お父さん9、お母さん9、息子8だヨ!!!」

夫&私「エッいいの!?」

 

多く食べられるのは2人、それなら大人2人にしたほうがキリがいい、そんな感じに考えたようでした。笑

まあ、1つ譲りましたけど。笑

 

社会は、パズル好きから都道府県パズルに移行し、2歳である程度覚えていたのがかなり効いています。

tmt-krk.hatenablog.com

朝の7時のニュースは我が家はもっぱら安住さんのタイムなんですけど、それを一緒に見てああだこうだ言ってるのがこれまたいい感じ。

都道府県は出まくるし、都市の名前も出まくるし、社会の仕組みを学べるし、私がつかった言葉で引っかかるものがあれば聞いてくれるし。

今日は「物々しいってなに?」って聞かれました。

我が家、国語辞典も置いていて、このシリーズの漢字辞典はゾッコンラブですが、国語辞典は正直ヘナチョコです。

「ものものしい」って調べたら、「ぎょうぎょうしい」とかって書いてありました。

いや、物々しいを知らん子は、仰々しい絶対知らんやろ!!!

「うーん、なんだか、怖いなー怖いなー、ドキドキするな、怖い雰囲気だなーって感じかな」

息子にはそんな説明をしました。

稲川淳二かな?

 

数字や文字、地理の種をまいてそれらを育てていくと、あるときそれぞれの枝葉が絡みついて、まったく新しい未知の果実が生まれてくるような、そんな感覚。

面白い経験させてもらってるなーと思います。

そことそこ、結びつくかー!!!

おもしろ!!!!と。

 

小学校で学んだときは、それぞれが独立した「科目」として完全に別世界のもののように感じていたけど、実際はそんなことないんだなー。

 

塾講師として個人的に好きなこと

ここまで好き勝手書いたので、今日はここからさらにもう少しだけ、好き勝手に書いていきますね。笑

 

もともと私、生徒さんが無理なく力を伸ばしていけるよう、その子に必要な情報の量やタイミングを微調整するのが大好きでしてね。

ちょっと変態的な趣味かもしれないんですけど。

 

人って、たとえそれがとても重要な内容だったとしても、一度にドカンと与えられてしまうと、だいたいの人はウッ…!ってなってしまうと思うんです。

まあ受験ってだいたいそういうものですけどね。

なのであんまり楽しくない。

 

でも、テレビのクイズ番組や頭の体操コーナーなんかで、ちょっとだけ粘ってみたらわかった!!!みたいな問題にあたったときは、とーっても嬉しいですよね。

この現象を、個々に合わせて起こすのが、私大好きなんです。

 

それはとまと塾でもしていること。

具体的な話だと、授業内でどんなペースでどれくらい復習機会を設けて進めていくかなんてのは、生徒さん一人一人に合わせてカスタマイズしています。

どんな声かけをするか、どのタイミングでどれくらいの熱量でするか、全て生徒さんによって違います。

その子がもっとも楽しく、もっとも興奮し、もっとも前のめりになれるような授業を作っているつもりです。

 

で、これは息子にも同じこと。

もちろん我が子なので四六時中そんなことができるわけではないのですが、

「無理せず、楽しい!と感じる範囲で、関連する新しい内容をそっと添え、興味関心を引き出す」

っていうのはめっちゃくちゃにやってます。

消灯後の、寝る直前が多いですね。

 

最近息子は

「お母さん、今日の寝る前のお話は、(いつものお話時間の)4096分の1でいいからね」

とよく言います。

「2の12乗で、いいからね。すぐ終わっちゃうヨ!」

 

「お母さん、2の12乗は?」

今日はこれを2乗までどんどん小さくなっていくクイズを出されたので、そのまま、

「2の1乗は2、2の0乗は1、2のマイナス1乗は2分の1、2のマイナス2乗は4分の1…」

と続けました。

マイナスって言い出したあたりから、キラッキラの空気を出しまくる息子。

最近の登園タイムは、ナンバープレートの二桁の引き算でよくマイナスをやっているので、ちょうど一番刺さる時期なはず。

「2のマイナス4乗は、16分の1だあ!!!!」

すんごく、嬉しそうでした。

お母さんも、こういうドンピシャに興味関心を引き出せたとき、すんごく嬉しいのよ〜

 

知識と知識が合わさって昇華していくこの感じ、たまらなく楽しいね!!!

 

おわりに

いやー、書いた、書いたぞ。

今日は書きたいことをただ書き連ねた、つぶやき記事となりました。

不必要に長くなってしまってすみません。

読んでくださった方、ありがとうございました。

 

自分の内側でぐるんぐるんとなんとなくまとまらずにいた考えを、ババーっと出し切ることができて、とってもスッキリです。

息子の近況記録もできて、よかったよかった。

書きたいな、書きたいなとは思っていたんですけど、体調が悪くてなかなかできなくて。

 

少し前は、先取りしない方針なのになんか気づいたら先取りになってしまってる…なんて悩んでたけど、そもそも私は「生きる上で必要な知識は一緒に身につける」という考え方なんだから、これでいいんだ!って思いました。

ついでに「息子が好きなことにはトコトン付き合う」なので。

息子が赤ちゃんのころからそこは変わらず、です。

 

「今日も楽しかったー!」と明日も言ってもらえるように。

適宜頭の中を放出しつつ、うまいことやっていきたいと思います!

 

▽日本地図は絵本とパズルのセットで!▽

tmt-krk.hatenablog.com

圧倒的に覚えやすいです。

 

るるぶ都道府県の本もアツい▽

tmt-krk.hatenablog.com

詳しい情報がほしいなら、こっちも!

 

▽世界地図を買うなら地球儀も!▽

tmt-krk.hatenablog.com

「ある」と「ない」は、全然ちがう!!