まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

【お返事③】ここ最近のヒット本や知育玩具、選ぶときに気にしているポイント、我が家の考え方など

こんにちは。

3歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

お返事回、ラストです!

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注)めっちゃ長いです!

 

もくじ

 

読者さんからのご質問にお答えキャンペーン

ブログ5年目突入企画として、「読者さんからのご質問にお答えキャンペーン」を開催すると以前下の記事で告知しました。

tmt-krk.hatenablog.com

 

1回目のお返事がコチラ↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

 

2回目はコチラ↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

今日はラストです!

 

「Ayushimako」さん

いつも更新楽しみにしております!

こちらの記事公開から1週間以上経ってしまったのでもう質問受け付けてなかったらスルーしてください!

子は7歳3歳です!

①とまと塾は今後何歳から何歳までをターゲットにされる予定でしょうか??3年生まででしょうか。

②息子くんのタブレットやテレビ視聴について気をつけていらっしゃることがありましたら教えてください(視力的な面で)!

③親の専門外のことに興味を持ってもらうために、どんな取り組みをされていらっしゃいますか。

④お子さんやご自身が作った工作や作品などはどうやって保管、処分されていますか?(ベビー服をさくっと処分されたのが凄く印象に残ってます)

⑤大人が読む漫画、子どもと一緒に読みたい漫画のおすすめを教えてください!

④と⑤が残っていたので、続きからお答えしていきますね!

①〜③につきましては、2回目のお返事記事をご覧ください。

 

子どもや親が作った工作作品の保管や処分について

このご質問をいただいて、そういえば去年の夏に色々作ったな〜と思い出しました。

プレ幼稚園にすら行ってなかったから、おうちで何かした方がいいのかしらとアレコレやってましたね。

 

スティックのりデビューしてとりあえず色々ペタペタしたり↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

トイレットペーパーの芯や牛乳パックでお人形を作ったり、ダンボールで冷蔵庫を作ったり↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

義実家帰省でどハマりした固定電話を手作りしたこともありました↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

お風呂遊びグッズを作ったこともありましたね↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

さてこんな感じで色々作りましたが、

今も我が家で現役なのはスマホと固定電話のみです!!!!!

他はみんな捨てました!!!!

去年はちゃれんじのオプションで工作ワークも取っていて、毎月家に飾れる小物を作ることができたんですけど、

それらもキレイさっぱり捨てました!!!!

もう何も残っておりません!!!

 

保管方法や捨てる時期ですが、こんな感じですかね↓

保管と処分方法

壁にマステで貼りつけて一定期間飾る。

季節ものは時期を過ぎれば「もう季節じゃないし、捨ててもいいー?」と息子に聞いて許可が出たら捨てる。

季節ものじゃない場合は、ボロボロな見た目になったら息子に聞く。

許可が出なければまたしばらく寝かせる。

そしてまた聞く。笑

 

夫がスイッチ入ると断捨離の鬼(本人談)になるので、その流れで息子にも整理してもらってる感じです。

あと定期的に細々収納を見直して整理していたりします。

「これまだいるって言ってるけど、片付ける場所がパンパンだよーちょっと一緒に見直そうか?」とか言って。

でも息子のものばかり優先で見直しているので、他は雑然としています。

特にキッチン。

私が最優先で後回しにしてしまう場所ですね!!!

片付く気がしない!

引っ越したままになってる!!!!!

 

大人向けのオススメ漫画、子ども向けのオススメ漫画

好きな漫画って人間性が出るじゃないですか。

本当に私が好きな漫画をオススメしてしまったら、みなさんにドン引かれるんじゃないかなって今かなり震えています。

 

とりあえず私の好きな漫画の傾向は、

  • 人が死なない
  • キャラクターそれぞれが、それぞれにしっかりと別個の考えを持っていて、それが行動にも表れていて一貫性がある
  • 人と人が関わって、それぞれが成長していく
  • 基本みんないい人

ざっくりこんな感じです。

 

「よし、泣かせたろ!」って人を急に死なせたり、事故に遭わせる漫画は苦手です。

「この人、物語的に死ぬ必要あった?もっと別の道があったんじゃないの?」ってなっちゃう。

続きが気になって読んでても、ええーってなります。

人が苦しむさまは基本的に見たくありません。

あとシンプルなバトル物もあんまりです。

注)ここからチョロリネタバレが入るのでお気をつけください。

チョロリネタバレしてるのはコチラ↓

 

さて、そんな私が今1番ハマっている漫画は、

「正反対な君と僕」です。

ジャンププラスっていうアプリで無料で全部読めるので、ぜひ。

もう最高すぎて、読んだあとに毎回ウヒョー!ってなってます。

色んな考え方を持った高校生たちが、不器用ながらに楽しくワイワイ高校生活を送る漫画です。

ネット用語かもでアレですが、隠キャと陽キャの考え方や行動、それゆえの悩みなんかがとっても丁寧に描写してあって、

「作者の頭の中どうなってんだー!最高!」ってなる漫画です。

私は自分を人付き合い苦手でおうち大好きな内面超隠キャ人間だと思っていたんですが、陽キャな登場人物の気持ちもわかる部分があって、自分はハイブリッドだったんだなあと最近気づきました。

みんな色々混ざってるのかもしれないなあ。

それにしても作者さんの頭の中ほんとにどうなってるんだろう。

自分と違うタイプの人の考え方が深くわかるって、それはもはやこの世界を客観的に覗き込む神みたいな立場じゃないと無理じゃない?

すごいなーと思います。

 

同じ感じでキャラクターがしっかり立ってる漫画としては「ハイキュー」が好きです。

バレー漫画ですけど、これはスポーツ漫画でありつつ、人生の生き方を教えてくれる漫画な気がします。

田中龍之介の「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか」というあの有名なセリフは、全身の鳥肌を立たせながら読みました。

わかる、わかる!!!

自分が周りより劣ってるからって、でもだからなんだってんだ!

それこそ下を向いてる暇はない、進み続けるしかないだろう!!!!

ちなみに夫も全巻読んでますが、夫はハイキューあんまりです。

「熱すぎてついていけない」って言ってました。笑

逆に私は夫が読んでるヒロアカ、ワートリ、呪術廻戦、ワンピースはあんまりです。

少年の心を失ってしまった悲しき大人です。

ワンピースなんかは小学生のときはどハマりしたんですけどね。

小6でチョッパー読んで号泣した人間なんですけど。

今は乱視持ちゆえにコマの中でキャラクターたちが何をしているのかさっぱりわからなくなってしまいました。

頂上決戦までは読んだんですけどね!

大人になってしまったな〜

 

あと、ワートリはあんまりですけど、前作の「賢い犬リリエンタール」は大好きです。

我が子が生まれる前から、こういう小さな生き物が大奮闘するものに弱くて(チョッパーの話も同じ感じかも)

息子が自転車に乗る姿を見ながら、心の中で「ゴボウむき!ゴボウむきだ〜!」って毎回言ってるくらいには好きです。

なぜ3巻で終わってしまったんだ。

大好きだった。

 

夫に勧められてハマったのは「アオアシ」「ブルージャイアント」ですかね。

アオアシはサッカー漫画、ブルージャイアントはジャズ漫画です。

ブルージャイアントも、読むと私も頑張るぞー!って思えるタイプの漫画です。

がむしゃらに挑戦し続ける主人公ってのは、いいですよね。

 

人間性を疑われてしまう漫画だと、

ゴールデンカムイ」「ハイパーインフレーション」「剥き出しの白鳥」が好きです。

私に清らかなイメージを持っている人が万が一いらっしゃいましたら、絶対に検索しないでください。

ゴールデンカムイ 」は人めっちゃ死ぬやないか!って突っ込まれると思うんですけど、設定が設定なので、この漫画については仕方ないかなと。

1番好きなのは月島、2番目は尾形です。

 

ゴールデンカムイ」をクリアできた人なら「ハイパーインフレーション」はハマるしイケるはず。

ハイパーインフレーション」は途中からずっとクライマックスを維持し続けるという恐ろしい漫画でした。

作者さんは頭が良すぎる。

 

「剥き出しの白鳥」はもうただのおバカ漫画です。

ギャグ漫画は好き嫌いはっきり出ると思うので、こちらも「へえ、とまとさんこんなのが」と冷めた目で見てもらえたらと思います。

私は3話のピアノのくだりで吹き出した人間なので。

 

ところで私は哲学的な話も割と好きで、大学生のときは焼き鳥屋さんで「美しいとは何か?」について哲学科に進んだ友人と大盛り上がりした過去があります。

そういうわけで、「今日からここは倫理です」も好きです。

生きるって難しいよなーと思います。

 

ずっと追いかけてきたけど、のんびり進行だからちょっとよくわからなくなってきたのが「3月のライオン」と「宇宙兄弟」です。

読めばウオー!ってなるんですけどね。

 

子ども向けオススメ漫画

さて、そんなこんなで子ども(小学生)向けオススメ漫画ですが、とりあえず内容も楽しくて理科も学べるといえば「Dr.ストーン」ですかね。

これ読んでから塾で滑車が出てきたら、ウオオオってなるんじゃなかろうか。

学習漫画ではなくて、あくまでもジャンプのエンタメ漫画。

でも理科は好きになるはず。

理科すげえー!ってなるはず。

私は理科の先生だけど理科すげえー!ってなりました。

ただ、主人公の口が悪すぎるので、教育的にどうなのというところはあります(そのため塾でおすすめはしていなかった笑)

 

以上です!

オススメ漫画を公開することで私の印象がガタ落ちするんじゃないかってかなり心配しましたが、悩みにやなんだ末に本音で書きました。

ハマる漫画があれば嬉しいです〜!

 

では続いて、最後の読者さんにまいります!

 

「chantsune」さん

とまとさん、いつも楽しくブログやTwitterを拝見してます!

もうすぐ3歳の男の子の母です。

出産直後からとまとさんのブログの虜になって早3年…

うちの息子より少しお兄さんのとまとさんの息子さんの成長を勝手にママ友目線で楽しませて頂いております。

私はとまとさんが息子さんに購入されたおもちゃや本をかなり参考にさせて頂いているのですが(1歳の誕生日には滑り台つきのジャングルジム、写真の図鑑や絵合わせカード、日本地図絵本も購入してうちの息子にもめちゃめちゃヒットしました!)

最近「これは良かった!」と思われた本や知育玩具などはありますか?

また選ぶ時に気にされているポイントなどあれば教えて下さい!

私も息子の「好き」にとことん付き合う母でありたいと思っています…!

(ちなみに今の息子の好きは日本地図とミニトマトとエレベーターです笑)

すごい、息子と同じ感じに育っていらっしゃる!!!笑

 

ここ最近のヒット本や知育玩具

まずは知育時計ですかね。

息子が近くでじっと確認できるよう、置き時計を選びました。

「息子〜今何時か、息子の時計で教えてくれる〜?」

これを、幼稚園に入ってから気が向いた時に繰り返しています。

今ではそこそこ正確に読めるようになってきました。

こういうのはドリルで紙と鉛筆を使って取り組むよりも、生活の一部としてじわじわ染み込ませた方がいいなって思ってるタイプです。

 

次はヒット本とはまた違うかもしれませんが、草花図鑑。

徒歩30分通園をしているので、これをなんとか学びにつなげたい、と思って買いました。

我が家の息子は図鑑が好きで、

「そろそろ新しい図鑑が欲しいな〜」とたまに言うんですが、植物は興味がありません。

「しかけ図鑑好きだよね?この植物図鑑、めくるところいっぱいあるよー」と言っても

「そういうのはイイんだヨ〜ハハハ」

と返されてしまうので、これも日常に組み込んだれ!と思って始めました。

通園の道中で見かけたお花を摘んで帰り、図鑑で確認。

載っているページを見つけたら、セリアで買ったポイントシールを貼り付けます。

シールを貼り付ける作業が楽しいらしく、息子コレクションが少しずつ増えていっています。

一度印をつけた植物を見かけたら「あ、〇〇だねー」と話しかけてみたり。

まずは花によって花びらの色や形や枚数が違うことに気づくところからかなーと思ってます。

 

それから地球儀と世界地図パズル。

ニュースで海外のことが出るたび引っ張り出して一緒にチェックしています。

息子はウクライナクリミア半島の図を見て「インド!」って言ってました。

「ちがうよ〜!」って笑いながら一緒に地球儀を確認。

かなり楽しいです。

やっぱり、「これなに?」と思った時にすぐ参照出来るグッズがあると強いなと思いました。

「これはなに?」「これはどこ?」の疑問が生まれた瞬間に、アナロググッズを使ってその疑問を即座に解決していく。

息子が自発的に「なに?」と思ったことだから、吸収が早くて浸透しやすい。

まさに最強の環境だと思います。

スマホで調べて都度見せる、でもいいんですけど、それだと息子が見たいと思った時に自分1人で見ることができないし、2回目3回目に見た時に感じる「あ、これ、前も見たよね?」の感覚が、スマホだとアナロググッズで確認する時よりも薄くなってしまう気がして。

それから、これは辞書に関してよく言われることですが、アナロググッズで参照すると、調べたもの以外の情報が必ず複数目に入ってくるんですよね。

例えば、デジタル辞書でappleを調べたら、appleのことしか知ることはできないけど、アナログ辞書でappleを調べたら、その周辺にAprilなんかの別の言葉も載ってますよね。

デジタルで調べた方が素早く最新の情報を手に入れることができますが、今は時間がかかってでも、知りたい情報のさらにその周辺まで触れておくことを大事にしたいなと思っています。

 

あと最近もっぱらやりこんでいるのは世界地図パズルです。

レゴブームが落ち着き、ひたすら世界地図パズルやってます。

リビングに世界地図パズルが出てない日はこの1週間1度もなかったんじゃないかな。

 

日本地図パズルが浸透し切ったころに、手を出すのがオススメです。

日本地図パズルよりパーツが小さいですし、数も多いので。

前はパーツの紛失を恐れて息子の手の届かないところに保管していたんですが、息子がやりたいタイミングに自ら手に取れる方がいいかなと思って、今では息子が自分で取り出せる位置に収納しています。

やりだしたら最後までやり切るタイプなので、幸いまだパーツはひとつも無くなっていません。

でも時間の問題だと思います。笑

 

あと、このパズルの付録として入っていた「世界遺産すごろく」が息子は大好きです。

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ダイソーで買った大きなやわらかいサイコロを持って、「すごろくするヨ!お母さん来て!」ってよく誘われます。

元気がある時は、このサイコロで止まった国を地球儀で確認しながら進めています。

世界遺産も覚えられるし楽しいし、なかなかオススメです。

 

そしてすごろくと言えば、クリスマスに買ったこの「えいご絵じてん」にもすごろくのページがついています。

「read」のマスに止まったら「read」と言いながら本を読むマネ、「push」のマスに止まったら「push」と言いながらドアを押すマネをします(息子はマネじゃなくて実際にやりがち)

体を動かしながら単語を覚えられるので、こちらもなかなか良いなと思います。

 

それから英語つながりで言うと、少し前に買った英和辞典。

これは本当に買ってよかった。

録画したEテレYouTubeの英語動画を見ていて、わからないものがあったときにすぐ辞書を引く癖がつきました。

フォニックス動画を見ながら眉間に皺を寄せて必死に辞書を引く3歳児、かなり面白いです。

あと絵本に載っている言葉を辞書で引いてみるとか、辞書に書いてある気になった単語の音声を聞いてみるとか、息子独自の遊びも次々開発されています。

「これなんだろう、わからないねえ。辞書引いてみよっか」

こう言いながら、自ら辞書を手に取るようになりました。

辞書に限らず、わからないものが出てきたら即調べ即解決する習慣は絶対に身に付けさせてあげたいなと思って赤ちゃんの頃から意識して色々やって来たので、今こうやって辞書引きに繋がったことがシンプルに嬉しいです。

Eテレを見てて動物や植物が出て来た瞬間すぐ図鑑開いて息子に見せてきた過去が、今を作ってるんだなあ(母の思い上がりかもしれないけど笑)

割合としては英語の質問の方が断然多いのですが、日本語の言葉の質問も最近よく出るようになったので、ちょうど昨日国語辞典も購入しました↓

なんにせよ、ひらがな読めるって強い。

今息子は、ひらがな数字アルファベットを習得済み、カタカナはまだ弱め、です。

ものすごく時間をとって教えたわけではなくて、息子が看板なんかを見て「これなにー?」と聞いてきたときに、毎度時間をとってプラスでちょこちょこ説明していたら、こうなりました。

文字好き男子がゆえにできたことかなと思います。

あとなぜか漢字でいくつか読めるものがある。

ちょっと時間を稼がないといけない時があって、スーパーで「洗剤売り場はどこでしょー?」と息子に問題を出したら、1番奥の陳列棚にまっすぐ向かって行って驚きました。

「えっなんで!?なんでわかったの!?」

「だって上のところに、洗剤って書いてあるヨー」

スーパーの天井付近に吊るしてある、売り場表示を見て判断したって言うんですよ。

文字好き男子、こわ。

もchantsuneさんの息子くんからは同じ空気を感じるので、もしかしたらこのやり方も有効かもですね。

 

あと、別にこの図鑑じゃなくていいんですけど、人の体図鑑はあった方がいいかなと思います。

「今ねえー、息子の胃がねェー、困っちゃってるんだヨー!息子がだらだら食べてるからねェー、早く食べてって、困っちゃってるんだヨー!アハハ!」

「息子のおひざ、もう3番目まで来たヨ。血小板さんが、頑張ってくれてるから、もうすぐ4番目になって、かさぶたができるんだヨ(3番目、4番目というのは、かさぶたができるまでの流れを説明したページにふってあった番号のこと)」

「お母さん、お鼻ブーだねェ。白血球さんが頑張ってくれてるんだねェ」

食事時は消化器官の話をするチャンスだし、怪我したら血小板の話をするチャンスだし、風邪を引いたら白血球の話をするチャンス。

でもそれぞれ口頭で説明するだけよりも、やっぱり図やイラストを見て確認できたほうがいいし、その同じ図やイラストを何度も繰り返し確認できる状況が作られていると尚いい。

だから、何かしら買うのをオススメします。

 

この前は私がキッチンで夕飯の準備をしていたら、息子が1人でこの図鑑を取り出して

「ウワァー、なんだこれは!ウワァー!」って言ってました。

「なに?骨?」

「ホネじゃないんだよー、白くないんだヨ」

「じゃあなんだろう?何て書いてある?」

「えーっと…し、ん、け、い…しんけいダヨ!アハハハハハ!!!しんけいだヨー!!!」

なんかよくわからんツボにハマってました。

 

どんな図鑑や本を導入したときも、まず最初に大事なのは、親が率先してその本を手に取り読むことだと思います。

人の体図鑑を買った時は、私がせっせと1人で楽しそうに読んでました。

そこから息子が興味を持って読み出したところがあります。

あとは日常生活で関係する出来事が起こったときに、ひたすら参照しまくる。

かさぶたのページは今まで何回開いたかわかりません。

消化器官もそうかな。

トイトレ始めたころはよく膀胱のページを開いていました。

とにかく「関係する出来事」があれば、ひたすら「開きまくる」

これが子供に図鑑を馴染ませるひとつの技だと思っています。

 

本や知育玩具を選ぶときに気にしているポイント

「結果的に文字も数字も英語も先取りしとるやないか!」と言われるかもしれませんが、そしてそれは至極ごもっともなご意見なんですが、我が家はどちらかというと先取り主義ではないのです。

もっと言えば、「学校の授業を楽しむっていう意味では、先取りしない方がむしろいいんじゃない?」って思ってるタイプです。

本人の素質と気質にもよりますけどね。

じゃあ「とまと塾」は何なんだ!って話なんですが、あれは基本的には中学受験の下準備を進める塾としてやっていますので。

中学受験をするなら、5年6年でえげつない量の知識を頭に叩き込むことになるので、そうなる前に楽しみながら少し深く触れてみてはどうかなっていうコンセプトで始めたものです。

まあ運営していく中で「理科って楽しい!」「勉強って楽しい!」「考えるって楽しい!」を知ってもらうための個人塾としても使い道があるのかなーと最近は思いつつありますが。

 

さてそんなわけで、我が家は一応先取り派ではないのです。

「じゃあなんで息子くんはひらがな数字アルファベットがもう出来るようになってるんだ!?」という話ですが、

それは、シンプルに、

「息子が興味を持ったから」です。

 

もし息子がアンパンマンに興味を持っていたら、一緒にアンパンマンにのめり込んだだろうし、

もし息子が電車に興味を持ったら、一緒に電車にのめり込んだと思います。

でも、ただのめり込むだけじゃなくて、『息子の「好き」を起点に息子の世界をより広げる関わり』は、今と同様、やっていたと思います。

 

例えば息子が文字に興味を持ったのは、エレベーター好きが始まりでした。

エレベーターに乗るのが好きで、ボタンを押すのが好きで。

そんなに好きならエスカレーターは使わずに基本エレベーターを使って移動するかーってなったのが、「息子の『好き』に寄り添ってのめり込む」行動です。

もちろんエレベーターが空いてる時の話ですけどね!

 

でも、そこで終わるんじゃなくて、「息子の『好き』を起点に、さらに息子の世界を広げる関わり」をしました。

具体的には、

⚫︎初期→息子自身にボタンを押してもらい、数字の形と読みを認識してもらう

「息子ー!3押してー!」

⚫︎中期→数字を覚えて1〜5あたりの順番がわかったら、Rの読みとアルファベットの存在を教える

「これはアールって読むんだよ。アルファベットっていう文字なんだ」

⚫︎後期→Rの読みと形を完全に理解したら、Rの意味を教える

「実はRってね、roofって単語の1番始めの文字なんだ。roofは屋根って意味。Rを押すと、屋上の駐車場に着くよね!」

→以降、エレベーターでRを見かけるたび「あ、Rだ。roof、屋根だね。この建物には屋上があるんだね」と話しかける(もちろん私に元気がある時に限る)

⚫︎終期→エレベーター以外の場所でも、文字に触れてみる

「あ、見て、こっちにはPって書いてあるよ。どんな意味なんだろうね?何があるところにPって書いてあるんだろう、他にも探してみよっか」

こんな感じです。

表記が細胞の分裂期みたいになったのは流してもらえると嬉しいです。笑

 

とにかく、こうやって、息子の「好き」から「学び」につながる線をどんどん引いていった感じです。

 

たぶん、アンパンマンにハマったとしても同じことをやったと思います。

「かびるんるんって、カビのキャラクターだね。カビって何だろう、ちょっと図鑑見てみよっか」とか言って。笑

動物のキャラクターが多いから、そこから広げるのも楽しそうですよね。

 

 

さて前置きがものすごく長くなりましたが、ご質問いただいた本や知育玩具を選ぶときに気にしているポイントについて。

これらの流れを踏まえて、私が気にしているポイントは大きく2つ。

1.息子の「好き」を深められるものを選ぶ

2.息子が全く関心を持っていないけど、今後知っておくと絶対得になる世界を、息子の周辺にそっと置いておく 

ですかね!

 

1.息子の「好き」を深められるものを選ぶ

好きなものにどっぷりと浸かる時間は、集中力や思考力を養う上で欠かせないものだと思っています。

なので子どもが猛烈にハマっているものがあれば、それを更に深掘りできるようなアイテムを増やしてきました。

 

例えば息子が朝から晩までひたすらジグソーパズルで遊んでいた時は、あえて同じ難易度のジグソーパズルを買い足したことも。

STEP1のパズルを買い、STEP2のパズルを買い、そのあとに我が家が買い足したのは、同じくSTEP2の別のパズルでした。

STEP1のレベルアップ版として買ったのが、このSTEP2のどうぶつパズル↓

そのあと買い足したのは、同じレベル(STEP2)で別の種類のパズルでした↓

多くの場合、「STEP2のパズルはもう手元にあるんだから、次は子どもの成長を待ってからSTEP3を買う流れだな」と考えると思うんです。

でも我が家はここでさらにSTEP2の別のパズルを買い足しました。

 

今、その瞬間、息子にドンピシャにハマっていたのは「STEP2のパズル」だったからです。

難易度はSTEP2がちょうどいい、そして朝から晩まで作っては崩し作っては崩しを繰り返してどハマりしている。

なら、同じ難易度で別の種類のパズルを買うっきゃなかろう!!となったんですね。

 

同じ感じで、息子がかつて百均の絵合わせカードにハマったときは、いろんな種類の絵合わせカードを探し歩きました。

アルファベットパズルにハマって単語を作るようになり、「文字が足りないヨー」と言い出したときは、百均に出かけてお手製のアルファベットマグネットを作りました。

義実家で固定電話にどハマりしたときは、段ボールや折り紙などで、固定電話を手作りしました。

 

私の息子だけの話かもしれませんが、親から見て「とんでもなくハマってるな〜」というものがあっても、数ヶ月経ったら別のものに興味が移っている、というのはザラにあります。

だから、息子が「ぼく、今、これにどハマりしてます!」なときは、「今、その瞬間、そのレベルで、深くのめり込んでもらう!」を大切にしています。

 

前のお返事記事にも書きましたが、タブレットの使い方なんかもそうです。

英語のフォニックス動画にハマったなら、好きなだけ、気が済むだけ見たらいい。

英語アプリにハマったなら、好きなだけやったらいい(漢字のサポートが必要で親の方がへとへとになるので、最長でも1時間半くらいしかできないけど) 

ナンバーブロックスが見たいなら、好きなだけ見たらいい。

そんな感じで、やっています。

 

旬を逃さず、即介入!できるものを、買う、または作るようにしています。

 

2.息子が全く関心を持っていないけど、今後知っておくと絶対得になる世界を、息子の周辺にそっと置いておく

もっと細かく書くと、私が個人的に重要視してきたのは以下の3つ。

  1. 指先を使うオモチャ
  2. 数の感覚や空間把握能力を養うオモチャ
  3. 生きていく上で、慣れ親しんでいると得をする事柄(地理、時計、単位、人体、辞書引き、言葉など)について、生活とリンクさせて馴染ませることができるオモチャや本

 

1.指先を使うオモチャ

指先を使う運動をすると、脳の発達にいいって聞いたので!

ここに来て急に聞き齧りの知識が理由になりました。笑

まあもし頭の発達にあまり関係がなかったとしても、指先の器用さは訓練しておいて損はないかなって。

将来息子がどんな仕事に就くにしろ、手先の器用さはあればあるだけプラスに働くと思うので。

鉛筆持ったりお箸持ったりも、指先を鍛えていないと上手く出来ないって言いますしね。

 

あ、ちなみに息子は今幼稚園で強制的にお箸生活を強いられています。

躾箸じゃなくて、ふっつーのお箸オンリー。

それで意外とインゲンなんかを上手く食べてるんだから驚きます。

ラキューやレゴあたりで鍛えられてんだなー。

もう少し小さいころには、シール遊びをたくさんしたのもよかったのかもしれない。

 

2.数の感覚や空間把握能力を養うオモチャ

算数や数学って独特の世界だと思うんですよ。

意識しないと「数の感覚」って身につかないと思うんですね。

てことで、百均で数字カードを買ってみたり、空間把握能力向上のために「くみくみスロープ」や「キューブつみき」を買ってみたりしました。

キューブつみきは、息子が「7たす5ってなんだろう?」と疑問に思った時にも活用できているので、かなり使い勝手がいいなと思ってます。

あと中学受験的に言うと、小6でこの手のキューブ問題って出て来ますしね。

昔算数も教えてたんですけど、このキューブ問題は生徒たち大苦戦してました。

立体的なものの見方って、いざ身につけようと思っても急にどうにかできるものじゃないと思うんですよね。

というか、生徒たちを見てて、理解の個人差が激しすぎるな〜と思ってて。

 

オモチャ以外の例で言うと、おやつやトイレのできたねシールでも、数の感覚が養えるよう関わっているつもりです。

今日の朝なら、さくらんぼを6つお皿に乗せて、みんなで分けて食べようねってテーブルに出しました。

「息子は4つ食べたいヨー」

「そっか、息子が4つ食べると、お父さんとお母さんはいくつずつになる?」

「うーん、1つずつだヨー」

「そうだね、6を4と1と1に分けることになるね。なんだかお父さんとお母さんの食べる数が少なすぎじゃない?いくつずつにしたら、みんな同じ数食べられるかな?」

「うーん、(まず)1つずつ分けてみるヨ、そしたら3つ食べたことになるね」

「残ったのはいくつ?」

「3つだヨ」

「じゃあこれを、どう分けたらいいかな?」

「…(自分が4つ食べたいから、黙り込む息子)」

「また同じように1つずつ分けられるから、6を2と2と2に分けられるね。さっきは4と1と1だったけど、今度は2と2と2になったね」

「2と2と2…(4つ食べたい願望を捨てきれない息子、苦悩の表情を見せる)」

このあと息子は無事さくらんぼを4つ食べてました。笑

 

あとトイレでおしっこやうんちが出来たら貼る「できたねシール」でも、数の勉強をしています。

なぜかすったもんだの末に、「おしっこやうんちが単体で出たらシール6つ貼る」「おしっことうんちが両方出たらシール11個貼る」という謎ルールができてまして。

「おしっこ出たからシール6つだヨ」

「そうだね〜今シール2つとったの?じゃああといくつ貼れる?」

「4つだヨ〜」

息子、やたら6と11の分解だけ得意になってきてます。笑

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このシートは息子と一緒に作りました↓
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今回お尋ねいただいたのは「本やオモチャを選ぶポイント」だけなんですけど、たぶんこういった「日常生活の中でどうやって学びのポイントを設けているのか?」も聞かれてるのかな〜と深読みしたので、追加でお答えしてみました。

オモチャや本も大事だけど、こういった日常生活の要所要所で色々ぶっ込んで、「なんか気づいたら力ついてたわ〜」みたいなものも大事にしています。

 

3.生きていく上で、慣れ親しんでいると得をする事柄(地理、時計、単位、人体、辞書引き、言葉など)について、生活とリンクさせて馴染ませることができるオモチャや本

息子には、そりゃ立派な学歴を手に入れてくれたらそれは本当に素晴らしいことだと思うし、職業選択の幅が広がるし(一部狭まるところもあるけど)、親としてもなんとなくいくらか安心できる部分があるし、ありがたいなーとは思うんですけど、輝かしい学校に入ることを第一には考えていません。

どちらかというと、「人間として生きていく上で身につけていると得をすること」を最優先に習得してほしいなって思ってます。

このへんは各ご家庭で様々な意見があると思うんですが、うちはこんな考えです。

(夫が「そんな、自分の母校に絶対入ってほしいとか考えてないわ、そこそこの学校でいい」ってよく言うんですけど、そのそこそこの学校って言ってるのが一般的にはしっかり難関校で、私自身もまだ息子の勉強に対する向き不向きや本人の意向が定まっていない段階だとそんな考えを持ってしまいがちで、今後息子の成長とともにもっと色々考えていかないとなと気を引きしているところです。ただ夫婦で「(大学に関して)初手私立は許さん。国公立目指せ。どうしても私立に行きたい場合は、親にプレゼンして同意を得ろ」という意見は一致してます。笑 色々な考え方があると思うんですが、我が家は「複数の科目を広く学んでほしい」「高校生という親からの自立を始めるタイミングで、自分の意思と考えを持って、受験と向き合ってほしい」って気持ちが強いです。なので中学受験するとしても大学までのエスカレーターは選びません。まあ今後どうなるかわからないけど!)

 

さて少し話が逸れましたが、そんなわけで「人間として生きていく上で身につけていると得をすること」の習得を最優先に考えているので、勉強に直結する内容、というよりは、「どんな人生を歩むにしろ、身につけていると息子の助けになるもの」をオモチャでも本でも選ぶようにしています。

まあそれが勉強に直結したりもするんですけど。

 

全て取り上げると長くなってしまうので(すでにかなり長い)、一つだけ取り出して細かく見てみますね。

⚫︎地理

私自身が日本の都道府県すら正確に理解していなかった人間で、実際大人になってから困ることが結構多かったんですよね。

旅行してもぼんやりとしか地理がわからないしその土地の特徴を把握していないから、旅行の楽しみ方が限定されてしまう。

まあそれは個人の勝手なので私が勝手に困ってればいいんですけど、中でもとにかく困ったのが、他の大人との会話ですね。

出身地の話や出張・会議で訪れた土地の話など、さまざまな場面で色んな地方の話が出て来ます。

そのときに、その土地の場所や簡単な特徴を押さえていないと、やっぱり困るなって感じたんです。

かっこいい言葉を使うと、「文化的な会話をする時に困る」って感じでしょうか。

大人ってやたら文化的な会話するんですよね、子供の時は想像もしてなかったけど。

そんなわけで、個人的に地理は必須項目だと考えています。

受験で使えるとか使えないとかは抜きにしてもね。

 

まず買ったのは「日本地図パズル」と「日本地図の絵本」、次に「るるぶ都道府県本」

パズルを買うとき、絵本で知識をさらに肉付けできたらいいなと思って絵本も一緒に買いました。

るるぶの本は、絵本には載っていない細かい地理やその土地の特徴を学ぶのに必要だなと思って買い足しました。

「まず〇〇を買う」「その〇〇で遊ぶ中で、こんなのがあったら更にこの遊びが充実しそうだな〜と感じたら、それを調べ、買う」という流れで買い足すことが多いです。

 

ニュースも上手く活用しながら日本地図にかなり馴染ませまくったところで、世界地図にも手を出しました。

これこそ中学受験や高校受験にはあまり直結しないところですが、ニュースで国の名前ってやたら出てくるのでね。

夫が好きなサッカーの試合だって、絶対出てくるし。

それなら、図鑑と同じで「なんだこれ?と思った時にすぐ参照できるもの」があった方がいいなと思って買い足しました。

 

具体的な選ぶポイントは、こんな感じですかね。

長くなりすぎて結局よくわからん!ってなったらごめんなさい。笑

そのときはまたコメントとかで質問してください〜!!!

 

おわりに

ここまでで1万5千字を超えているという。

恐ろしい記事になってしまいました。

これは果たして読者さんへの感謝企画なのか?

それとも拷問企画なのか???笑

 

長い文章をお読みいただきありがとうございました!

また当ブログをのぞいていただけると嬉しいです〜!!!