まいにちきろくノート

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気になったことをきろくしていきます。

息子、3歳8ヶ月と7日。母、初めて違和感を覚える。うちの息子、普通じゃないかも。

こんにちは。

3歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

今日、初めて、息子に対して、ちょっと普通と違うか…?と違和感を覚えました。

※今日は私の心のざわつきをただ書き起こした記事なので、とりとめもなければめっちゃ長いです。

 

もくじ

 

初めて感じた違和感。あれ、なんかちょっと、普通とは違うのか…?

うちの息子は小さい頃から図鑑が好きで、文字が好きで、数字が好きでした。

ひらがなはだいぶ前から完璧に読めるし、カタカナもほとんど読めて、漢字もチラホラ読めるものがあります(読書とか図書館とか洗濯洗剤、とか)

数字は万のくらいまでなら割とスラスラ読めるし、数えることができます。

足し算は何故かポンポン出来るものがいくつもあります。

英語はアルファベットはとうの昔に理解して、小文字を絵本を使って自力で習得。

最近の趣味はタブレットのメモ帳に英文を打ち込んで遊ぶことです。

 

たぶんこれを何も知らない人に「3歳でこうなんだよ」と話したら、相当びっくりされると思います。

実際数日前に電話口で義母が絶句してたらしいですし。

でも、私は息子を最前線でずっと見てきたので、「いうても、ただハマったのが文字や数字だっただけで、今の時期に電車やポケモンにどハマりしてる子とそう変わらんやろ」と本気で思ってました。

電車をたくさん覚えたりポケモンをたくさん覚えるのと同じで、ただ文字や数字に没頭してるだけやんな、って。

対象がたまたま勉強のジャンルだったからなんだかすごそうに見えるだけで、割と普通よね、って。

本気で思ってました。

トイレでうんちをきばりながらひたすらオリジナルの計算ソングを歌っていって、それが3+5くらいから始まって最終80とかまで到達しても、まあ、好きならそんなもんやろって思ってました。

 

私は産前、中学受験塾で塾の講師をしていたので、息子をだいたいこのくらいの位置かな、と(自分としては)客観的に見ることができると思っています。

基礎、標準、発展、そしてスーパー特進の4つにざっくり分けるとしたら、まあ標準には入るかなーというのが私のこれまでの評価でした。

少なくとも標準の真ん中から前列には来るやろうな、基礎中の基礎で困るようなことはたぶんないだろう。

そういう評価でした。

高校受験で言えば、偏差値60は超えるだろうな、というライン。

自分自身は偏差値75の高校卒なんですけど、そこまではいかないかなーと。

というか、まだ3歳だし、そんな上の方まで判断する材料がないし、あんまり上に見積りすぎてもメリットがないので、下限のラインはこのへんかなーという見方をしていました。

夫が異次元の賢さを持っている人間なので、夫婦で「夫レベルの賢さは無理やろ、それは酷な話やわ」という話を何度かしていて。

「なんでか知らんけど繰り上がりの足し算できてたわー、もしかしたら夫の賢い遺伝子が受け継がれてるんかもやでー?」ってふざけて夫に言うことはあれど、夫も「いや俺ほどは無理やろ」って返してました。

で実際、本気でそう思ってました。

 

で、今日、それが覆りました。

初めて、「あれ?このこ、ちょっと普通と違う?」と、背筋が凍った場面がありまして。

 

事件が起きたのは、夕食の準備が整って、母子2人でさあ食べるかー!となったとき。

息子が「one times two equals twoだねえ〜」と言い出して。

「おおっかけ算か!かけ算の考え方がわかるようになったんやね〜なんか息子なら、2の段くらいならいけるかもしれんな〜ははは」

「2の段ってー?」

「two times tableのことだよ。2のかけ算。2がひとつでいくつ?2がふたつでいくつ?ってやつ」

「息子やってみるヨー」

「ははは、やってごらん」

ここから、なんと2の段と3の段をスラスラ答えてしかも全問正解したんです。

正直、ちょっとしたホラー体験でした。

 

断っておきますけど、私、かけ算の暗唱(?)は、一度も教えたことがありません。

息子はNumber blocks が好きで、最近はかけ算動画を特に流してくれとは言われてたけど、そして積み木でかけ算を作って遊んではいたけど、キャンドゥでねだられてかけ算のお風呂シートを買ってもみたけど、ニイチガニ、ニニンガシ、とかの暗唱は一切教えていません。

かけ算のしくみは教えましたけど。

算数図鑑にも載っててどハマりしてたし。

でも、暗唱は教えていません。

 

実際、息子が答えた九九は、

「2がひとつで2、2がふたつで4、2がみっつで6、2がよっつで8、2が5こで10…」

という答え方でした。

で、ひとつの計算式につき、全て3秒以内でどんどん答えてくるんです。

「2が7こで14」を、3秒以内に。

まじで、リアルガチな、ホラー体験でした。

2の段は前の答えに2をどんどん足していってるとしても、3の段は繰り上がりがあるよね?

それを難なくこなしてるってこと???

 

さすがに4の段になってくるとミスが出始めたんですが、7の段になっても、7×2や7×3あたりはポンポン正解を答えてくるんです。

「ちょっと、ちょっと待って。7が2つはどうやって考えてるの?」

「頭の中で考えてるんだヨー」

「うんうん、そうだよね。ええっと、数字と数字をどうすることで、14を出したの?」

「12に2したんだよ」

「12に2?」

「6が2つで12でしょ」

えっ6の段を全て言い切ってから7の段を言い始めたのに、7×2の計算をするときに6×2の答えを思い出してそこに2を足してるってこと?

えっ???

 

8の段をやってるころに夫が帰宅して、ダッシュで玄関までお出迎えに行って事の顛末を焦りながら報告。

直後は「まあ頭の中で足し算してるんちゃう〜?」と緩い反応だった夫も、

「8が2つで…16!(言い始めから言い終わりまで短く見積もってその間4秒未満)」の息子の姿を見て、

「計算してるにしても、早すぎるな…」と。

「いやさっきはこれよりもっと早く答えてたんやって!!!」と思わず突っ込んでしまいました。

 

「3歳でかけ算か…ちょっと早すぎるかもな」と、初めて真面目な顔をして言う夫。

「私、息子を見てて、今日初めて、普通とちょっと違うかもって思ったわ(キッチンにて小声、息子はダイニングで食事中)」

「まあそうかもやけど、なるべく普通に接してあげるのがいいんちゃう」

「それはそうやね。好きなら好きなだけ没頭したらいいと思うわ」

「過剰に期待せん方がいいと思うで」

「うーん…過剰に期待してるって話ではないんよな、これまで息子がどれだけ文字にハマろうが数字にハマろうが英語にハマろうが、それはアンパンマンにどハマりしてる子となんら変わらんやろって本気で思ってたんよ。でも、さっき、それはちょっと違うのかもしれないって初めて思って」

「そっか、ごめん、俺も言葉を選び間違えたかも。ええっと…」

「いや、わかるよ、大丈夫。この感情を言葉で表すのはちょっと難しいな、なんて言ったらいいんやろう…」

てことで、私、今、戸惑ってます。

息子の頭の中、どーなってんだ?

 

夫「小学校に入ったらいよいよ浮いてしまうかもやな」

私「けど息子は自慢するようなタイプじゃないから、今のところ幼稚園では仲良くやってるよ」

夫「でもそれは今の話やろ?これが褒められることってわかったら、どうなるかわからんで」

私「うーん、確かに」

 

そのあと、夫が息子に向けて

「息子〜幼稚園でも無量大数の話とかするの〜?」

と。

息子の返答は、

「しないヨー!幼稚園では、しないねえ〜」

というものでした。

※息子はなぜか今現在無量大数にハマっています。

 

なんだか最近、遊びの時間に没頭するオモチャの内訳が、勉強系にかなり偏ってきてるような気がするんですよね。

しまじろうの幼稚園おままごとセットなんかも好きでよく遊ぶんですけど、それにしてもワーク(数字やひらがな、アルファベットや漢字なんかの文字練習系ドリル)とか、算数(キューブ積み木を2〜4個ずつランダム並べていって、その並べた合計を100まで順次計算していく)とか、英語(本に載っているフレーズを使ってタブレットのメモ帳に英文を打ちこんだり、PCに英語の歌の歌詞をひたすら打ち込んでいく)とか、なんか、勉強系の割合が大きくなってきている気がする。

 

もしかしたら私が勉強系の「できた!」について、他の「できた!」よりも過剰に反応して褒めてるとか、そういうこともあるのかなってちょっと思ったんですけど、でも「ごめんなさい」が言えた時とか、体操で頑張ってる時とかも、狂ったように褒めまくってるからなあ…

そこに偏ってるわけではないと、信じたい。

ちょっと不安になって過去記事漁ってみたら、息子が靴下を初めて履けたという記事で狂ったように褒めちぎってた↓

tmt-krk.hatenablog.com

うーん、たぶん、大丈夫なのかな。

 

というか思い返せば、息子は誰に言われるでもなく自らアルファベットパズルにのめり込んでいったわけだから、もうそういう気質なんだろう。

tmt-krk.hatenablog.com

「なんでアルファベットパズルこんなに好きなんやろ〜変わってんな〜」と緩く構えていたころから、まだ1年も経ってないだと…!?

こっわ!!!!

 

おわりに

というわけで、今日はとりとめもなく、とにかく心のざわつきを記事に書き起こしてみました。

この衝撃は記事に書いておかねば、という謎の使命感を覚えまして。

 

そういえば今日、初めてNumber blocks のかけ算動画を夫に見てもらったんですが、「よく出来てるなーこれ…数字が視覚的に理解できて、俺らの時代にもしこれがあったら、おれらももっと賢くなれてたかもしれんな」と。

「いや私の場合は親が絶対この動画の存在に気づかんから、どっちみち見ることはなかったと思うわ」と返したら、「ああ〜」と。笑

ここで私の大好きな4の段を、もう一度載せておきますね!!!

youtu.be

 

このこ、これからどう成長していくんだろう。

とりあえず、私のすることは、これまでと変わらず「息子の好きに寄り添う」になるかなーと思います。

 

…勉強系ばかりじゃなくて、「お母さんハウス!」とかわけからん遊びもたくさんしてるんですよ。

私が四つん這いになって、下に囚われた息子がなんとかして私から脱出するゲーム、とか。

2階に上がるときは、「お母さんタクシー!」とか言って、両手を後ろに出して息子と手を繋ぎ、「ブルルンブルルン!振り落とされないようにお気をつけくださーい!」とか言って数回激しくジャンプしてみたり。

で、そのまま寝室まで駆け上がっていく。

そういう、頭おかしい系のふれあい遊びも、ちゃんと(?)赤ちゃんの頃から変わらず、続けてます。

息子が0〜1歳のころこのブログを読んでくださっていた方は知ってると思うんですけど。

tmt-krk.hatenablog.com

ちゃんと、今も、頭おかしい遊びをやってるんです。

 

…ちゃんとって、何?笑

よくわからなくなりましたが、明日も変わらず、息子と楽しんでいきたいと思いますー!

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「お母さんが見てるところでワークしたいんだヨ!」とのことで、朝っぱらからバルコニー横でワークに明け暮れる息子の図。

私が洗濯物を干してる横で、幼稚園の準備を終えた息子が数字のワークをやってました。

好きなんだなあ〜