まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

4歳0ヶ月息子、とうとうアレを習得する。後半は息子の成長話と、担任の先生との会話から色々考えた話。

こんにちは。

4歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

とうとう来ました。

後半は、また色々考えた話。

 

もくじ

 

4歳0ヶ月、ついにキタ

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息子、「ボケる」を習得しました。

息子は生粋の関西人なので、いつ来るかな〜と楽しみにしてたんですが、思ったよりだいぶ早かったです。

 

そして息子、なんと私が「天丼」に異常に弱いことをもう熟知しています。

お笑いの世界の専門用語に、「天丼」という言葉があります。ご飯の上に天ぷらが載った食べ物の「天丼」が語源です。

天丼とは、トークやネタのボケの際に、同じことをあえて二度、三度と繰り返すことによって笑いを取るテクニックのことを意味します。

引用:天丼とは|お笑い芸人用語集|意味と由来

 

1回目で笑いが取れなくても、2回目3回目と諦めずに何度も繰り返し、私の笑いを誘います。

日々ボケ倒す夫を毎日見てるわけですからね。

そりゃ習得も早くなるわね。

 

この前は食事中に

「今から変なこと言うね!!!」

と言い出したので、何や何やと聞いてみたら、

「うんちがおしっこになりました!!!」

って満面の笑み。

あのときの息子、幸せそうやったなあ〜!

意味は全くわからんけど、幸せそうでよかったわ。

(ちなみに思い出せなかった雑誌の名前はBAILA。働き始めたころ、よく読んでました)

 

「最近息子くん、めっちゃ悪いことする〜」

ある朝、担任の先生に言われました。

最近、自分で考えて行動することが増えて、「息子くん危ないよ!」って止めなきゃいけない場面が増えてきてるのだとか。

 

それは家でもそうで、例えば鉛筆持ったままトランポリンで遊ぼうとしたりします。

私と夫が全力で止めるんですけど、

「なんで…?息子はやりたいのに…なんでだめなの…?やりたい、やりたいよ…!」

って涙を溜めながら、かつてCMで人気を博したあのチワワのような顔をします。

まあ、それでも、だめなもんはだめなんですけど。

そしてその後、

「わかった、やらないよ!もうやらないっ!泣いちゃう!息子、泣いちゃうんだからね!2階に行っちゃうんだからねっっ!!!」

って言って2階に消えていきます。

あれこれ前にブログ書きましたっけ。

 

そうして5分10分したらスッキリした顔で帰ってきます。

「ただいま〜!息子、帰ってきたよ」なんて言いながら。

 

自分で考えて、「これやってみたらどうかな?面白いかな?」って独自に動くようになったから、息子の取る行動の中に危険だったりお友達の迷惑になってしまうことが増えてきて、それゆえ周りの大人たちに注意されることも多くなってきたから、「今まで大人に注意されることなんて滅多になかったのに、なんで最近はダメダメ言われるんだ!なんでなんだ!ぼくはやりたいだけなのに!!」ってムキー!ってなってるんだと思います。

でも賢いもんで、一度注意されたパターンはそれ以降二度とやらないんですよね。

もちろん、異なるさまざまなパターンが日に何度も何度も発生しはするんですけど。

そしてその度私のMPは毎回ゼロになりはするんですけど。

 

学んでるんだなあーと思います。

「世の中には守らなきゃいけないルールがたくさんあるんだけど、息子はまだ4歳さんだから、あんまりルールを知らないよね。今から少しずつ知っていったらいいんだよ。お母さんとお父さんが少しずつ教えてあげるからね。でも実は、お父さんとお母さんだって、知らないルールがまだいっぱいあるんだよ。だから、みんなでルールを勉強して、みんなで覚えていこうね」

そんな話をしました。

幼稚園からの帰宅途中、人の家の、塀の穴の中に腕を突っ込んで、「お母さんも!お母さんも、やって!!!!」と何度も強いてきて、私が応えずにいるとしまいに泣き喚き始めたので、それをなだめたあとに、そんな話をしました。

「お母さんはやらないよ。人の家の敷地には入っちゃいけないし、そうやって腕を突っ込むのもよくないからね。だからお母さんはやらない。このおうちの人がびっくりしちゃうからね」

「なんでえええやってよおおおお!!!!!」

 

 

ところで余談なんですが、担任の先生がよく使う会話の流れがいつも独特で、今はもうだいぶ慣れたんですけど、なんてことない会話で地味に少しずつ削られていってます。笑

見出しのセリフは息子じゃなくて私に言われた言葉だったんですけどね、

先生「最近息子くん、めーっちゃ悪いことする〜」

私「…」

先生「…」

私「すみません、いつもご迷惑をおかけして」

先生「いえっ!これは悪いことじゃないんですよっ!息子くんの大事な成長で、いいことなんですっ!!」

じゃあなぜ一回こちらに謝らせるターンを持ってくる!?

なぜ!なぜなんだ!?

一度で言い切ればいいじゃないか!

「最近息子くん、めーっちゃ悪いことするんですよ〜でもそれは自分で考えて行動するようになったってことなので、成長ですよね、大事なことだと思います〜」って、言えばいいじゃないか!!!

一息!!!一息で言い切ることを習得してくれええええ!!!!

 

先生「息子くん、最近お友達の頭もバンバン叩いちゃってて〜…」

私「(ええ!?けどこれも、成長だから大丈夫なんですっていう話か!?なんだ!?どっちだ!?)…」

先生「…」

私「…すみません、お友達は大丈夫でしたか?ほんとすみません」

先生「いや!!!これも成長なんです!!!」

だからなんで一回謝罪ターン求めてくるんだ!!!

 

夫にこの一連の流れを説明して、「私が地味にダメージ喰らわないためにはどうしたらいいと思う?」と聞いたら、「どうしようもないと思う」と言われてしまいました。

先生の二言目をもっと待ってみては?と思われる方がいるかもしれませんが、先生の二言目を待ってしまうと、それはもうこっちが無視してしまってると勘違いされるほどの間が空いてしまうんですよね。

私と先生の相性が悪いのかなー。

 

悪気がないのはわかるんだけど、毎回「いやっ!違います!お母さん、それは違いますよ!」って言われると疲れる。

前に面談したときは、「ふと思って言ってるんです〜」って言ってはったし、私(先生)の発言の真の意図は発言のたび改めて確認してください的なことも言われたし、先生が求めてる会話のテンポが私と大きくずれてるのかもしれない。

というかそもそも、返答を求めていない…?

いや、まさか、うーん。

 

難しい、難しいよ。

 

おわりに

実は去年気づいたことなんですけど、たぶん大学受験をゴリゴリにやってきた層っていうのは、「この手順に沿ってこう説明するのが、相手にとって最もわかりやすく親切である」と信じてやまない手引書みたいなものをそれぞれが持っていると思うんですよね。

それは長ったらしい数学の証明だったり、現代文や英語の長文を読む中でなんとなく培われてきたものだと思うんですけど、でもそれって、そういったものに触れまくって、「これ正しいです、はい、丸!これ正しくないよ!はい、減点!次は直してね!」って言われる世界にどっぷり浸かってきた人たち限定の、わかりやすい説明なのかなって。

それに慣れてる人は、「はいはい、この手順ね。はいはい、このフォーマット。うんうん、わかります。どうぞどうぞ」って心穏やかに聞いていられるけど、そうでない人にとっては、前置きを入れられただけで「えっあなたがしたい話ってこれじゃなかったの!?なんのためにこんな関係ない話したの!?えっなんなのこの人!?」って混乱しちゃうこともあるのかなって。

まあたぶん担任の先生が少し独特っていうのは確実にあると思うんですけど。

人当たりなんかはもう超SSSクラスにいい方なんですけどね。

難しいなーって思いました。

 

同じく京大卒の別のお父さんが、隣のクラスの担任の先生とお話して「まったく話が通じない!」って憤慨されてたっていうお話を聞いて、たぶん、そういうとこあるよなーって。

話し合いをするとき、どうしてもメインを扱う前に枝葉の事実確認を入れたくなるけど、そしてそれが最もわかりやすい話運びだと思ってしまうけど、それは数学の証明みたいな流れに慣れてる人じゃなかったら、むしろ逆にわかりにくくなってしまうのかも。

かっこいち、これこれですよね、かっこに、これこれですね、だから結論こうなのでは?のスタイルに、我々は悪い意味で慣れすぎてる。

 

なんか、これまで実母と話し合いをしても全くこちらの意図が伝わらなかったのは、こういうところもあったのかなーと。

これまたうちの母もスーパー独特なので例外的な存在なのかもしれませんが。

 

30歳も半ばが見えてきた今日この頃、まだまだ新しい発見をすることが多くて人生ってすごいなって思います。

まだまだ思い込みに溢れてるんだもんな、これは死ぬまで続きそうな気がするぞ。

死ぬまで、「はっ!?もしや、そういう…!?私は一方的な側面からしか物事が見えてなかったのか…!!!」って言ってそう。

うわあ、すごく想像できる。

 

おわりに、長すぎますね。

ここで終わります。

いろんな考え方の人がいるんだよなーって、BEASTERSを全巻読破して、思いました。

いや、最後結局漫画かよ!!!っていうね!

漫画最高だぜ!フゥ〜!!!