まいにちきろくノート

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気になったことをきろくしていきます。

2024年の幕開けは、ただただ祈って過ごしてました

こんにちは。

4歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

あけましておめでとうございます。

2024年の幕開けは、ただただ祈って過ごしてました。

 

もくじ

 

更新する余裕がほとんど生まれないまま、気づけば大晦日を迎えていました

年末に更新しなかったの、初めてだったんではないでしょうか。

2023年の12月後半は、冬休みに突入した年少男児と昼間ハッスルして体力を極限まで使い切っていたため、寝かしつけが終わるころにはもうあらゆる気力体力が底をついてまして。

かろうじて出来たのが、暗闇の中でのインプット(漫画アプリ巡回)

ブログ更新という名のアウトプットをする体力はひとつも残っていなかったのでした。

 

いや、下書きはいくつか書いてたんですけどね。

とまと塾記事だと、新規単元記録が1つと、学習相談記録が1つ、まだ書けていませんしね。

でも胃腸風邪をひいて息子とダウンしてたりもして、濃い記事を書き上げるところまではなかなか行き着くことができませんでした。

 

そして大晦日

息子も4歳目前になり、昼寝を挟めば21時近くまで起きていられるように。

そこから寝かしつけして、やっと寝たなと思ったら頭痛が出始めて。

これは暗闇でブログ書いてる場合じゃないなーと思って、その日は早めに寝ることにしたんです。

 

で、元旦からがもう大変でした。

 

元日、能登半島地震。1番仲良しなママ友の義実家は石川県/とまと塾の年賀状は送信を翌日に見送り

元旦の朝はみなさんお忙しいだろうなと思い、とまと塾の生徒さん用に準備した年賀状は、その夕方に送るつもりでいました。

が。

さあ送るぞ!というまさにその瞬間、テレビから緊急地震速報が鳴り響き、大きな地震の知らせが。

近畿地方であるこちらも、ゆっくりとではありますが、かなり長い時間揺れを感じました。

ニュース画面にはリアルタイムで石川県の映像が流れていて、そしてリアルタイムに、画面の中に映し出された家が崩れていくのが見えました。

 

私の1番仲良しなママ友、旦那さんが石川県出身なんですよ。

毎年お正月は旦那さんの実家に帰っているという話を、数日前に聞いていて。

全身から血の気が引いていくのがわかりましたし、脳が事態を把握した瞬間、涙が溢れ出しそうになりました。

 

例年大晦日は1年のまとめ記事を書いていて、今年も同じようなものを書くなら、このママ友の話は外せないなって思ってたんです。

ママ友の枠を超えてもはやただの大好きな友達になってるこのママ友と、どれだけ奇跡的な出会いをして、彼女がどれだけ私と馬が合う人で、私が彼女をどれだけ尊敬していて、そしてどれだけ大好きか。

そういうのを、つらつら書くつもりでいました。

でも、その彼女の安否が、全くわからなくて。

旦那さんのご実家が、石川県のどこなのか、知らなくて。

 

とりあえずとまと塾の年賀状を送るタイミングは今じゃないと判断し、送信は一時見送りました。

ただ翌日、悩みに悩んだ末に、やはり送信することに。

 

理由は3つ。

1つは、生徒さんの今現在住んでいる地域が、石川県から遠く離れた場所ばかりだったから。

2つめは、もし震災に遭われていたら、年賀状を見るその数秒間だけても、生徒さんの気を紛らわせることができたらと考えたから。

そして3つめは、全国展開している塾が授業を止めないことを思えば、私も教育業界に携わる人間の端くれとして、自粛せずに通常運転することも大事なのではと考えたから。

 

もちろんとても傲慢な考えだと思いましたし、充電する機会が少ない中だとこんな連絡迷惑以外の何物でもないんですが、塾の公式ラインから企業の単発メッセージとして送るなら…と思い、以下のメッセージを添えて送らせていただきました。

あけましておめでとうございます。

 

とまと塾から年賀状のお届けです。

 

実は昨日の夕方にお送りしようとしていたのですが、その直前に緊急地震速報が鳴り響き、これは非常事態だと判断して送信をとりやめました。
みなさまご無事でしょうか?
ご実家がどちらなのか存じ上げないため、心配な気持ちでいっぱいです。

 

送るべきか送らぬべきか悩んだのですが、準備した画像のみ送らせてください。

 

もし被害に遭われた方がいらっしゃいましたら、返信は一切必要ありませんし、緊急事態にご連絡してしまったことを深くお詫び申し上げます。

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たぶん、この日ほど、ラインの既読機能に感謝した日はないかもしれません。

その後全ての生徒さんに既読がつき、ひとまず生きていらっしゃることが確認できました。

改めて、みなさま大変な時にご連絡してしまって申し訳ありませんでした。

既読をつけていただき、本当にありがとうございます。

友人の件もあったので、私自身不安な気持ちが大きく、みなさまの無事が確認できたことはとても心強かったです。

 

ちなみに、友人に対しては、無事を確認する連絡が出来ないでいました。

こちらは企業が送る公式なメッセージとは違い、私の個人的なプライベートメッセージになってしまい、かつ、友人の場合はほぼ確定で石川県にいるわけで、避難所に移動している可能性も高くて。

そんな大変な時に、ママ友という一般的にはあまり濃くない間柄で、しかもまだ出会って1年も経っていない私が、率先して連絡できる身にはないなと判断したんです。

数年来の友人からたくさん連絡が来ているだろうし、私はじっと耐え忍ぶのが正解かなと。

夫からは、1週間後くらいに連絡したら?と言われました。

 

元日から、ニュースを見ては心臓がバクバク言って落ち着かず、なかなか眠れない夜を過ごしました。

 

2日、義理の祖母が脳梗塞で緊急入院

で、眠れない夜が明け、次の日。

午後、義理の祖母の緊急入院が決まりました。

晦日から一緒に過ごしていて、夫が大好きな、そして私も息子も大好きな、夫のおばあちゃんが、脳梗塞で緊急入院することになりました。

私はここから、どう息をしていたかどうかも定かではありません。

 

まだ2日だから専門のお医者さんがいないとのことで詳しくは分からないらしく、退院の目処が立たず。

さらに面会は、平日の限られた時間帯に、限られた時間だけしか許されていないそうで。

夫と相談し、2日には自宅に戻る予定だった帰省を、4日まで伸ばすことにしました。

 

この日はもう何時に寝られたのかわかりません。

たぶんほんとにほとんど寝てなくて、明け方やっと少しだけ眠れた気がします。

 

夫の祖母と、私のママ友と。

無事であってほしいと祈る対象が増え、もうわけがわからなくなっていました。

 

4日、義祖母の面会とママ友への連絡

面会は人数制限と時間制限があったので、義母と夫と私と、かわるがわる義祖母の部屋を訪ねました。

連続で訪れて迷惑ではないかと心配したのですが、病室はとにかくやることがなくて暇だという義祖母の話を受けて、そういう流れに。

 

数日ぶりにお会いした義祖母は、点滴こそしていたものの、思ったよりとても元気そうで、本当に安心しました。

少し話しづらそうではあるものの、会話はしっかり成り立つし、心配していたより断然症状は軽い。

そして入院は10日ほどで済みそうだとのことで、ほっと胸をなでおろしました。

新年早々申し訳ないとおっしゃる義祖母に、「私たちはあなたが大好きなので何も問題ないです、元気そうな顔が見られて本当によかった、退院したらまたすぐ会いに来ますね」とお伝えしました。

 

そして、夕方。

地震発生から丸2日経過したところで、ママ友に連絡してみました。

1週間待ったほうがいいかとも思ったけど、もう平日だから自宅に戻っている可能性もあるし、「充電が難しい状況ならこのメッセージは読まずにスルーしてください」という文言を頭につけてなら、送っても許されるかなと思って。

 

で、結果、ママ友は今年石川県には帰省していませんでした。

ちょっと別の理由があって、今年は自宅で年を越していたそうです。

義実家の皆さんも無事で、家も倒壊せず無事とのこと。

 

やっと、深く息が吸えました。

 

2024年の数日を振り返って

もう全く生きた心地がしませんでした。

飛行機事故の緊急速報も相まって、もうわけがわからない状態でした。

晦日に2回も車で事故りかけたことがどうでもよくなるくらい、年明けからとんでもない日々で。

いや、その事故りかけたのも、まあまあ本気で危なかったんですけど。

 

1つめは、高速道路で、我が家の車の横っ腹めがけて車線変更してくるトラックと。

後ろに車がいなかったため急ブレーキでき、なんとか衝突から逃れることができました。

その後並行に走ることになったときに運転席を見てみたら、スマホ片手にながら運転してました。

そりゃ事故るわ、大型トラック運転してるんだから、その自覚持って節度ある行動を心がけてくれ、と思いました。

 

2つめは、混雑した駐車場内で、なぜか反対方向を見つめたままノールックでこちらにハンドルを切って進んでくる大きな車と。

前も後ろも別の車がいて逃げることができなかったので、寸前で相手の運転手が気づかなかったら、事故ってました。

混んでて前にも進めない状態でしたし。

 

車って改めて怖いなと思いましたし、そんなわけで実は大晦日から私の心臓はバクバク言ってました。

つまりここ5日くらいはずっとバクバク言ってたわけで、ちょっとこれからは少しゆっくりさせてあげたいと思います。

 

おわりに

さてそうこうしていたら、自宅に戻ってからガッツリ鼻風邪を引きました。

鼻は決壊、頭痛も腹痛もありのやりたい放題です。

ずっと気を張ってたから、知らず知らずのうちに体も疲れてたんだろうなあ。

 

今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

平穏無事って当たり前ではないんだなと痛感した、年末年始でした。

みなさんがご無事でありますように。