こんにちは。
3歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。
もくじ
人生初の胃カメラ、大腸カメラ、そして全身麻酔
私は10代の頃から「自分の死因は大腸癌」と思って生きてきました。
幼稚園のころからとんでもない便秘持ちだったし、小学生のときは便秘こじらせすぎて病院に駆け込んだこともあるし。
食べても食べてもガリガリだったのだって、腸の吸収機能がしょぼすぎるからだと思ってました。
中学1年生で144センチ29キロは骨皮筋衛門もびっくりだったに違いない。
就職してからも胃腸の不調は続き、耐えかねて消化器内科にかかったときは「消化管全部炎症起こしてるよー!あはは、難病かもねー!」と言われ(あの人はヤブ医者だったと思ってる)
そんなこんなで、今年の夏にガッツリ体調を崩したのをきっかけに、改めて消化器内科にかかったのでした。
で、上記のあれこれを話したら、
「えっ?夏に下してそこから数日食事がとれなくなって、それが1ヶ月に2度もあって?で、そのときは病院に来ていない?な、なるほど、そうですか…えっ?数年前に病院で消化管全部炎症してるって言われたのにその時カメラはしなかった???え、ええ…えーっと…念のため、胃カメラ大腸カメラしときましょうか…」
ということで、検査が決まりました。
終始とても丁寧なお医者さんでした。
私のかかりつけ、ここに決定!!!
ということで、土曜。
午前5時に起き、下剤2Lを作り、指示通り10〜15分おきに180mlを飲み続けていく地獄の時間がスタート。
下剤、めっちゃ、まずい!!!
もう最高にまずい!!!!
こんなん2Lも飲むんか!?と軽く絶望。
でも大腸空っぽにしないとカメラでよく見えなくてやり直しになるかもしれないし…と、逃げ出したい心をなんとか理性で抑え込み下剤を飲み続ける私。
今日は胃カメラと大腸カメラどっちもやるんやぞ。
胃カメラで食道から胃、十二指腸までを見て、大腸カメラで大腸を見て。
自分の消化管内部と初めてこんにちはできる貴重な機会やぞ。
がんばれ、がんばれ私…!!!
検査の後は、お楽しみの時間(自分の消化管を見る時間)が待ってるぞ…!!!
そう励まして、なんとか下剤を飲み続けていきました。
幸い、1L飲み切ったところで指示されていた便の状態にたどり着き、残り1Lは飲まずに終了。
お尻から温かい液体がジャージャー出ていく感覚、なんとも不思議なものでした。
そうして病院にたどり着いたら、検査着にお着替え。
お尻に穴が空いているダボダボの紙製ハーフパンツをはいて、ガウンを纏って。
着替えが終われば、お次は全身麻酔を静脈から入れるためのルート作り開始。
点滴を繋いだら、のどの半液状麻酔を飲み込む時間。
これも、何とも言えないまずさ。
ジュレ状で飲むよう言われる病院もあるらしいんですけど、ここは凍った状態で口に入れて、溶けてきたはしから順々に飲み込んでいくスタイルでした。
飲み込むたび感覚がなくなっていくのど、そして舌。
すんごいまずかったけど、下剤2Lの威圧感に比べれば全然余裕でした。
終わりがわかってるって大きいな、頑張れるわ。
喉の麻酔が完了したら、いよいよ検査室へ。
モニターつけて、口を開けたまま固定する器具をつけて、「じゃあ麻酔入れていきますねー」と先生の声を聞いたところでバチンと記憶が飛びました。
目を覚ましたら、検査は終了済みで、別室に横たわっていて。
喉が痛いこともなく、お腹が張ることもなく、とても安全に終了しました。
横には看護師さん。
「ポリープ1つだけとりましたよー!」
ポリープ1つだけとりました!?
とまと氏、手術を受けるの巻!!!!!
初胃カメラ、初大腸カメラ、初全身麻酔に続き、なんと初手術となったのでした。
びっくりしたー。
その後の診察では、
「ポリープは5mmくらいしかない、9割9分9厘良性のものでした!一応検査に回しておきますね」
とのことでした。
カメラで撮った写真はとても丁寧に説明していただき、結論、
「胃も大腸もとってもキレイです。でもキレイすぎるので、胃液が通常よりもたくさん出過ぎてしまうのかもしれません。これからも胃もたれを起こすことがあるかもしれませんが、お薬で対応していただけたら十分かと思います」
とのことでした。
私の胃液、出過ぎてた!!!
塩酸このやろう!!!
ということで、結果はとってもハッピーなものでした。
私の死因は大腸癌じゃないのかもしれない。
自分の胃腸がとってもキレイだという結果を受けて、検査って大事だなって改めて思いました。
憶測で物を語るのはよくないね。
あれだけ色々あった割に、私の胃腸は元気だったんだなあ。
今回の検査で1番大変だったのは、上でも書いた下剤を1L飲みまくる時間でした。
内さまの健康診断回で出川さんが言ってた「おれの口は赤ちゃんだからこんなに飲み物飲めないんだよ!」をものすごく思い出した。
出川さんに共感しかない。
いや、私は飲んだんだけど。笑
次にしんどかったのは検査までの3日間、食事制限がかかるということ。
特に前日は厳しくて、普段は買わないカステラやら菓子パンやらを買い込んでなんとか乗り切りました。
うちの3歳息子は初めて見るおやつたちに「息子もねえー、お母さんの、チョット、ほしいなあーって思うんだヨ」「おいしいねえー!これ、おいしいねえー!息子、カステラ、好きだよ!」と大興奮。
貴重な母の食料を食い荒らしていきました。
それはそれはものすごく幸せそうでしたよ。
おわりに
ポリープの検査結果はまた後日教えていただけるそうです。
色々調べてもらえてよかったよかった。
初受診時に行った血液検査の結果も返ってきてたんですけど、中性脂肪が基準値よりやや低めな以外は何の問題もなしでした。
めっちゃ健康やないか。
元気いっぱい、これからも育児に家事に仕事に頑張りたいと思います。
検査、大事!!!