まいにちきろくノート

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気になったことをきろくしていきます。

3歳息子と工作しました。後半はなぜか塾講師時代の話へ。「説明」の奥深い(?)話。

こんにちは。

3歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。

今日は工作をして遊びました。

後半はなぜか塾講師時代の話に。

 

もくじ

 

3歳7ヶ月息子と工作遊び

今日は夏休み前に買っていた大きな白画用紙と小さな色画用紙を使って、息子と工作遊びをしました。

夏休み前に意気込んであれやこれやとダイソーで買い込んでいたんですが、意外と最後まで使いきれずに残っているものがあります。

原因は、この1ヶ月のうち計7日間を発熱状態で過ごした息子と、半月をウイルス性胃腸炎で過ごした私にあるのでしょう。

息子の看病と自身のダウンで、そんな余裕はなかったぜ!

 

というわけで、本日は満を持しての画用紙工作遊びでした。

大きめ白画用紙は折り紙工作でも使ってたアレ↓

tmt-krk.hatenablog.com

 

今日のメインは、この小さな色画用紙のほうです↓

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ダイソーで見かけた瞬間、「あっこれ、ちぎり絵遊びにいいやん!」となって買いました。

 

息子に「何作りたい?」と聞くと、「お父さんとお母さんの青い時計」の返事。

リビングの壁掛け時計を作りたいんだそう。

 

※ちなみに息子は、息子の時計=知育時計、親の時計=壁掛け時計(高い位置にある)の認識でいるようです。

「親の時計」がこれ↓

「息子の時計」がこれ↓

確かに私、「今何時〜?息子の時計で見てみて〜?」ってよく声掛けてるわ。

まさか壁掛け時計が親の時計判定になっていたとは。

おもしろい。

 

さてそんなわけで、時計工作は始まりました。

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枠線は私が書いて、青の画用紙をちぎるのは息子担当。

貼り付けるのは一緒にやっていきました。

数字を書くだいたいの位置は私がざっくり目安を書き込んで、そのあとの数字の記入は全て息子1人で。

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完成〜!!!

色選びは全て息子です。

うちの息子は配色センスがずば抜けていいんだ(親バカ)

 

ちなみに数字は、1、2、3までは何も見ずに書いて、そのあと「4ってどう書くんだっけ〜」と。

書き方が分からず困ったのは、4と6、それに8と9でした。

「4はL書いたらすぐだよ、L書いてごらん」

「6はぐるりんってしないといけない難しい字だからー…ワークブックのお手本一緒に見てみようか」

「8はいけるよ、S書いたらすぐやで」

「9はovalを斜めに書いて、まっすぐやね!」

教え方が独特。

 

相手に1番刺さる説明を

前職の塾講師時代や個別指導アルバイト時代には、生徒さんそれぞれに1番ハマる説明の仕方を、それこそ生徒さん一人一人に合わせてやっていました。

 

ポケモンにハマってる子なら、「今〇〇ちゃんはレベル5みたいなもんよ、博士からポケモンもらってすぐの状態。レベル上げ(計算練習)しなジム戦(定期テスト)で戦えるわけないわー。レベル上げしよ、レベル上げ。先生と一緒に草むら行こ。じゃあハイこれ、まずはレベルポッポから挑戦ねー(オリジナル問題カキカキ)」とか、

野球少年なら、「君が今言ってるのは、素振り練習一切せずに、試合だけ活躍したいですってことや。いやいや、そんなことできるわけないやん。普段の練習サボってる人が、甲子園行ける?絶対無理やん。普段の宿題サボってる人が、受験当日だけ急に全力出せるようになる?そんなわけないやん。普段の宿題は野球で言う素振りと一緒。なんぼ回数こなしても、その質が悪かったら何の意味もないよ」とか。

そんな感じでやってきました。

 

で、じゃあそれを息子にもやってみると(というか無意識にやっちゃってるんだけど)英語ベースのアドバイスになるわけですね。

「oval(楕円形)を斜めに書いて、あとはまっすぐ」なんて説明、私初めてしましたよ。

というか子供が生まれてその子供が英語にどハマりするまで、ovalなんか知らなかった。

おもしろいなー。

 

相手に特化して1番ドンピシャになるように説明を変える、というのは、私が今やってるオンライン個別指導の「とまと塾」でも実践しています。

というか、オートでその機能が私についているので、生徒さんの表情を見ながら個別にどんどんハマる方向へシフトしていってしまうんですよね。

 

少しテンポ早めでどんどん盛り上がっていくような授業が向いている子もいれば、スタートはゆっくりめでクイズになると途端にエンジンかかってくる子もいます。

とっても面白いです。

 

塾に勤めてたとき、ベテランの先生で「毎年毎年同じことを教えてるから、もう変化がなくなってきちゃってさ〜」とおっしゃっている方を何人か見かけましたけど、相手が違えば一つとして同じ授業はないわけで、個人的には、教師という仕事は回を重ねるごとに自分自身もどんどん成長していく面白い仕事だなと思っています。

まあたぶん、そのベテランの先生たちは、謙遜しておっしゃっていたんだろうけども。

 

私が今まで担当したクラスの中で「これはヤバい、意識して自分を引き締めていかないと」と1番危機感を覚えたのは、日本全国を受験行脚するような少数精鋭の最上位クラスの子供達を担当した時です。

生徒さんの理解力が高いから、そこまでわかりやすい説明でなくても、生徒さん自身が補完して汲み取ってくれる場合があるんですよ。

これは下手すると自分が腐りかねない環境だなと思いました。

難しいことに挑戦する、高い理解力を備えた子供たち相手にこそ、とことんわかりやすい説明をしなければ、と、授業準備は「本当にこれでいいのか?もっとわかりやすく染み入る解説があるんじゃないのか?」と何度も何度も自問自答していたのを覚えています。

 

ちなみに1番基礎のクラスは、教師の力量が1番如実に現れるクラスだと思っています。

真にわかりやすい解説かつ彼ら彼女らに寄り添った説明でないと、響かないので。

このクラスの成績を跳ね上げさせられたら、その教師は本物だと思います。

(算数国語はポテンシャルの問題で限界があると思うけど、理科はなんぼでも上げられると思ってます。実際私が担当するクラスは基本、4科目偏差値より理科の偏差値のほうが毎回5〜10ほど高く出ていました)

 

とまあそんなこんなで、私は基礎クラスが大好きだったので、大手時代は最難関クラスの担当を断っていました。笑

人事からは「最難関クラスにぜひ」とか「最難関クラスが向いてる!」とかどちらの塾でも言われてたけど、私のキャラクターを存分に活かして全体の底上げをするなら、絶対基礎〜中盤の配置が適切だと思うんだけどなあ。

最上位はただただわかりやすい授業をすることが求められて、それはそれで楽しいけど、基礎クラスの「勉強キライです」「ぼく勉強向いてないので」ってなってる子供たちの目に光を宿らせるの、さいっっっっこうにやりがいあるからなあ。

そしてそれは、ただわかりやすい説明ができる人ではだめなんだ。

相手に合わせて説明を変えられる人でないと、全体の空気を察知して、教室のリズムを細かくコントロールできる人でないと、だめなんだ。

 

おわりに

えっ?工作の話は???

 

こんなはずじゃなかった、なんだこの混沌とした記事は。

今日は他にも紙粘土工作だってしたというのに。

着色を明後日に控えて、とてもウキウキだって言うのに。

 

…夏休みもあと少し。

やり残しのないよう、楽しんでいきたいと思います!!!!!

 

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9月も全8コマ中既に7コマが埋まっています。

ありがとうございますー!

とまと塾記事のつもりはなかったんですけど、念のため!笑