こんにちは。
低学年向け中学受験準備講座「とまと塾」をオンラインでやっている「とまと」と申します。
今日はとまと塾の授業報告記事です!
そして3人目の生徒さんが決定しました〜!
もくじ
小2冬「昆虫の冬越し」授業報告
とまと塾の小2冬の陣・第二回目は、「昆虫の冬越し」となりました。
中学受験理科の世界では当たり前のように出題されるこの単元ですが、中学受験をしていないと、あまり馴染みのないところですよね。
初めて学習するのは小4で、小6の冬期講習にだってしっかり出てくるくらい、結構重要な単元だったりします。
中学受験の塾に入ると、もう意味がわからないくらい大量の昆虫に触れることになります。
「このあたりの昆虫の名前と姿くらい、当然知ってるよね?」と言わんばかりのスピードで、さらーっと、授業は進んでいきます。
「いや今時の小学生は、昆虫についてそんなに知らんって!」なスタンスだった私は、写真資料集を多用しまくる珍しい先生でした。
ある年、普段受け持ちのない校舎で授業を持ったときは、「えっとまと先生、資料集って毎回使ってるんですか!?去年まではそんなことなかったので、忘れて受付まで借りに来る子が多くてびっくりしてます!」と言われてしまいました。
いやいやいや、写真、ほんと大事ですよ。
テキストとノート上で「カタカナの文字として」学ぶのと、「写真を見て実物をイメージしながら」学ぶのとでは、天と地ほどの差があると思っています。
ここの単元はほとんどの塾の先生が語呂によるゴリ押しをすると思うんですが、個人的にはここは「理解」で乗り切れるところだと思っています。
大手に勤めていたころ、私の決め台詞はこうでした。
「理科は、覚える科目じゃない。"理解する"科目です!!!」
いくら生徒に「せんせー、おもんないで!滑ってるで!」と言われても、「滑ってるとか滑ってないとか関係ない。これは、事実です。理科は、理解する科目!!!そしてこれは、先生の持ちギャグです!!!」と言い切っていました。
理科は暗記科目だと言う人は、皆押し並べて、理科が苦手なのではないでしょうか。
あれもこれも、どれもこれも、全て暗記で乗り切ろうとしたら、そりゃパンクします。
「理解」で乗り切れるところは、「暗記」するのではなく、「理解」で乗り切る。
限られた時間の中で大量の知識を習得していく必要のある中学受験の世界では、とても重要な考え方だと思います。
さて、ということで、今回の「昆虫の冬越し」回は、私としても非常に力を入れた回となりました。
塾では時間が限られていて、ここをゆっくりと深掘りすることはできませんでしたから。
どういう流れでどういう取り組みをしてもらえば、記憶の定着率が高い「能動的学習」をしてもらうことができるか。
ギリギリまでシミュレーションを繰り返して、臨みました。
結果、今回の授業は、以下のような構成に。
- スタート10分で昆虫の成長について軽く説明し、その中に冬越しの姿の予想に繋がるヒントを散りばめておく
- 7匹の昆虫について、事前にさりげなく提供したヒントをもとに、図鑑を見ながらそれぞれ1つずつ冬越しの姿を予想してもらう
- 生徒さんの予想が外れれば、なぜそれが間違っているのか、ひとつひとつ説明し、もう一度考えてもらう
- 図鑑の写真から予想可能なものは、じっくり時間をとって、生徒さん自身が気づくように仕向ける
- 授業全体を通して、完全変態と不完全変態(小4で学ぶ、さなぎになる昆虫とならない昆虫)の分類をじわじわと馴染ませる
そうしてやりきった授業のあと、保護者さまからとても嬉しい一言をいただきました。
あまりに嬉しすぎたので、許可をいただいて、公式LINEアカウントに寄せられたメッセージを引用させていただきますね!
本日もありがとうございました。部分的に見たり読んだりした断片的な知識が、娘のなかで体系的に整理されている感じが伝わってきました。
やったー!!!!!
ミッション、コンプリートです!
語呂で覚えることも時には必要ですが、あれもこれも語呂で対処してしまうと、知識が断片的・限定的なものになりがちです。
一方、知識をつなげて整理して頭に入れておくと、忘れにくいし、応用的な問題にも対処しやすくなります。
塾ではなかなかゆっくりと取り組むことができないところなので、低学年向け中学受験準備講座「とまと塾」としての強みがかなり発揮された回になったと思います。
いやー、よかった!
#とまと塾
— とまと@まいにちきろくノート (@atamani_futaba) 2023年1月18日
来週の土曜日は、小2の女の子に「こん虫の冬越し」の授業をします。
中学受験塾に入ると怒涛の勢いで大量の昆虫を学ぶことになるので、余裕のある今のうちに少しずつ親しんでいただこうかと!
画像は宿題プリントのために書いたカマキリです。笑#中学受験 #理科 pic.twitter.com/U7NHXDLuR0
「昆虫が苦手」という生徒さんのために、7匹の昆虫をゆるーいタッチのイラストにして、宿題プリントに貼っつけました。
少しでも抵抗感が薄れてたら嬉しいなあ。
祝!とまと塾の3人目の生徒さんが決定しました
この土曜日に顔合わせを行いまして、とまと塾の3人目の生徒さんが決定しました!
本日顔合わせを行いまして、#とまと塾 の3人目の生徒さんが決定しました!
— とまと@まいにちきろくノート (@atamani_futaba) 2023年1月28日
小学2年生の女の子です。
アーニャが好きとのことだったので、顔合わせ用にこんなものを描いてみました。
笑顔が見られて嬉しかったです!#SPYxFAMLY pic.twitter.com/2IbvHaDVYG
#とまと塾 では初めての、「中学受験の予定はない」生徒さんです。
— とまと@まいにちきろくノート (@atamani_futaba) 2023年1月28日
授業を通して、
⚪︎知識が増えるって、楽しい!
⚪︎理解できるって、楽しい!
⚪︎覚えるって、楽しい!
⚪︎考えるって、楽しい!
こういった「勉強全般に通じる喜び」を伝えられたらなと思っています。
私も楽しむぞー!
そうなんです、今回、とまと塾としては初めての「中学受験をする予定はない」生徒さんなのです。
顔合わせでは、「中学受験をする予定はないのですが、どういう目的意識で授業を受けたらいいですか?」という内容のご質問をいただきました。
そのとき私は「中学受験をせずとも、扱う内容は小学校理科でいずれ学ぶものですし、植物なんかは中学校理科、高校理科へと繋がる基礎でもあります。その準備として捉えていただくのはいかがでしょうか」みたいなことをご返答しました。
ですが、顔合わせが終わった後改めてじっくり考えてみたところ、
『小学校で理科の授業が始まった時に、「楽しい!」「これ、好きなところだ!」「ちょっと知ってる!」と、授業に対して前向きな姿勢で取り組んでもらえるような土台づくりをする』
が1番しっくり来るなと思い直しました。
いや、「勉強」的な意味でも、もちろん効果はあると思うのですが、中学受験をしないのであれば、単純に「理科楽しい!」「理科の授業、好き!」と思ってもらえるほうが意味としては大きいのかなと。
好きこそものの上手なれ、って言いますしね。
「好き」が持つエネルギーは、計り知れないものです。
ちなみに、3人目の生徒さんの保護者さまは、実は私のブログ友達であるkikoriさん(id:kikoricafe)です。
理科に興味関心の強い小2の長女ちゃんが、授業を受けてくれることになりました。
ありがたいことに、後日kikoriさんが、今回の顔合わせの感想記事を書いてくださるそうです。
緊張しすぎてちょっとテンパった「とまと」が、kikoriさんの目にはどう映ったのか。笑
記事が更新されたら、このブログでもご紹介させていただきますね。
ひゃー!緊張するー!!!笑
おわりに
気づけば公式LINEアカウントの登録者が15人になっていました。
みなさん、友だち登録、ありがとうございます!!!
私にメッセージを送らない限り、こちらには登録者のお名前はわかりませんので、ご安心くださいね。
ただ、何か授業に関する質問などありましたら、いつでもお尋ねくださいねー!
結局未だ公表はしていない、授業料のこととか…笑
公式LINEアカウントでは、とまと塾に関する更新をした際、メッセージにて通知させていただきます。
夜に通知が行くことが多いので、通知音オフ推奨です!
\公式LINEアカウントはコチラ/
今週末も、元気にオンライン授業です!
楽しむぞーーー!