まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

大人でも、自分にはなまるをあげてみる

私は塾の教師をしています。

相手は小学生。

中学入試です。


いつも子供たちに言っていることがあります。


少し前の自分とくらべて、賢くなったか?

賢くなっていたら、それが成長だ

周りと比べるな、自分と比べるんだ


集団授業なので、子供たちは周りと比べがち。

でも、大事なのは自分が賢くなったかどうか。


授業を受ける前の自分とくらべて、知っている知識は1つでも2つでも増えたか?

解ける計算問題が増えたか?

そこが大事。


クラスの中で上位になったとしても、少し前の自分より退化してたら意味がない。


そんなわけで、子供たちには今の自分と少し前の自分をくらべてもらってます。

評価するのは、もちろん自分。


少し難しい問題や、絶対に今できてほしい問題があったとき、子供たち自身にはなまるをつけさせます。

「これができたらはなまるね!」


ちゃんと賢くなっていることを一緒に確認しつつ、自分をほめてもらうためです。


昨日は「これは特大のはなまる問題だ〜」なんて言って盛り上がりました。

少し難しい問題でも、解けたらはなまる!と思うと、なにやら頑張れる様子。

できないのが普通、できたらはなまる!挑戦してみよう!と声をかけるわけです。


はなまるがつくと、嬉しい。

はなまるをつけたのは自分だけど、ノートに明らかな特別印がつく。

子供たち、ニヤニヤです。

必死に授業を受けているんだから、日々ちょっとしたところで褒められなきゃね。



ところでこの「自分にはなまるをあげる」って、大人でも使えると思いませんか?


話はガラリと変わって、私のオフタイムへ。


いやー、立派そうなことをつらつら書きましたが、私、家事、ほんとだめ。

結婚してすぐのころは天敵「洗い物」に悩まされました。

もう考えるだけでうつうつとしてましたね。

料理するのはいいのに、洗い物はほんとだめで。


けれどそんなこんなで結婚生活4年目に突入し、洗い物、慣れてきました。

結婚当初ほどの嫌さがない。


いやー、これ、どう考えてもはなまるでしょ!!!

すごいでしょ!!!!!!


もちろん、周りの素敵奥様と比べたら、ミジンコレベルのしょぼさですよ。

いや、ミジンコなんておこがましいか。

ミドリムシレベルですよ。


でも、少し前の自分と比べたら、明らかに成長している。

洗い物、とてもはやくなったもの〜


そんなんじゃ旦那さんがかわいそうだわ!と思われるかもしれません。

しかし!初期の段階で「家事は苦手ですが、少しずつ頑張りますので見守ってください」と伝え済み!!!

…あれ、かわいそうなのは変わらないか???

でも少しずつ成長したいと思ってるのは事実で、少しずつ変わってきたのも事実。


はじめは主菜作るのだけで精一杯だったけど、今では主菜プラス副菜2つは準備できてる。

はなまるだ。


はじめは毎日アイロンがけに追われていたけど、今は日曜にまとめてかけることができている。

はなまるだ。


はじめはいつ掃除するのかタイミングもよくわからなかった洗面台、今はながら掃除でほぼ毎日できている。

特大のはなまるだ!!!!!



だれに評価されるわけでもないことは、自分でほめてあげればいいのかなと、ふと子供たちを見ていて思いました。

だって、はなまるつけた後の子供たち、とっても嬉しそうなんだものーーー!

私も、自分にはなまるつけて、頑張ってみよう。


ミドリムシレベルでも、はなまる、あげます。

めざせ、ミジンコ!

めざせ、素敵おくさん!!!


f:id:tmt_krk:20190412083114j:plain