こんにちは。
2歳の息子とワイワイやってる「とまと」と申します。
「低学年向けの中学受験準備講座(理科)」としてスタートした「とまと塾」のオンライン授業。
2人目の生徒さんの授業が全て終了したので、ご報告しますね。
もくじ
- 2人目の生徒さんは、「完全初めまして」でした
- 保護者様の感想文
- 初回授業前にはズームにて必ず無料の打ち合わせを行います
- 3回分の授業を行ってみて、「低学年向け中学受験準備講座(理科)」の有用性を確信する
- おわりに
2人目の生徒さんは、「完全初めまして」でした
1人目の生徒さんは、ブログ友達のぴっきーさん(id:Pikky)の息子くん(小2)でした。
ぴっきーさんは何年もこのブログを読んでくださっていて、講師としての私の考え方はもちろんのこと、普段の私の人となりも、ある程度はご存じだったと思います。
しかし2人目の生徒さんは、検索からたどり着いてくださった、完全に初めましての方でした。
お父様がネット検索をしていたときに、こちらの記事が目に留まったのだそうです↓
いったいどんな検索をしたら、この弱小ブログにたどり着くことができるのか?と気になってお尋ねしたのですが、その日は様々な言葉で検索しては戻りを繰り返していらっしゃったそうで、詳しくは覚えていないとのこと。
ブログ内の【とまと塾】オンライン授業の希望調査にお問い合わせいただいた同日に、noteに書いた有料記事の1つ目もご購入してくださっていたので、そちらも読んで、参考にされたのだと思います。
頑張れば検索からもこのブログに辿り着けたりするんですね、グーグルさんすごい。
さて、今回の生徒さんは小学2年生の女の子でした。
7月末にお問い合わせをいただき、8月中に、1人目の生徒さんと全く同じ内容で3回分の授業を受けたいと。
幸いにも学年が同じでしたので、内容は少し前後させたものの、ほぼ同じ授業を行いました。
※お盆の帰省までに星座の単元を受けたいと希望されたので、授業の順番を「星座」「植物」「昆虫」の順に変更しました。
授業内容につきましては、1回目の生徒さんのものが後半2回分は上に載せた記事↑に、初回分はこちら↓に書いておりますので、気になる方はご覧ください。
また、今回も「今後のために、感想文をいただけないでしょうか…?」と図々しくもお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
メールのお返事がいつも日付が変わるころに送られてきていたので、おそらくかなりハードなお仕事をされていると思われるんですが、時間を縫って、読み応えばっちりな感想文を送ってくださいました。
近い将来、「とまと塾」の授業を受講したいと考えてくださっている方、興味はあるけど実際どんな感じなんだろうと疑問に思っておられる方。
「とまとの具体的イメージ」がほとんどない状態で授業を受けてくださった方の感想文、ぜひお読みください!!!
保護者様の感想文
この方はただ者ではない!という雰囲気を感じ、気がつくと受講の問い合わせを送信していました。しかし、娘に集団塾の経験はありません。コロナ禍でZOOMのウエビナーは何度か受講していますが、何とも飽きっぽく話に集中できるのだろうかという不安がありました。その懸念を察してくれたのか、いや、もしかしたら突然問い合わせしてきた人物に不安を感じていただけかもしれませんが、一度、ZOOMで打ち合わせしましょうと呼びかけてくれました。ZOOMだけでなく、メールにも丁寧に対応をしてくださり、いまは理科社会(=世の中)にほとんど関心がない娘だが、将来的には中学受験を考えているというこちらのニーズをくんで授業を構成してくれるとのこと。ちゃんと授業を受けられるのかという不安の一方で、娘がどう反応するのか期待も高まります。
とまと先生とのZOOMの日になりました。出迎えてくれたのは可愛らしいチンアナゴのイラスト。水族館のチンアナゴが好きだという娘の情報から、取り入れてくれたとのこと。もちろん、内容も娘向けに素晴らしくカスタマイズされていました。飽きっぽい娘でも食いつく工夫が随所に散りばめられています。そして、何よりトークが巧み。とまと先生には感想として、軽妙とお伝えしましたが、声のメリハリや話のタメ、緩急が素晴らしい。子どもって、テンポが同じだと飽きてくるじゃないですか。ただでさえ飽きっぽい娘が、ipadに食いつくように話を聞く様子は驚きでした。なお、私が感じた直観は当たっていまして、経歴を伺うと、とまと先生は本当にただ者ではありませんでした。
本題に戻ると、星空、植物、昆虫と3回の授業は、小2の段階で押さえておいてほしいという知識をインプットしつつ、興味関心を引き出してくれる内容でした。そして、驚いたのは3回の授業を通しての娘の変貌ぶりです。褒め上手で乗せ上手な授業のなかで自己肯定感がMAXまで高まったからでしょうか、最後まで話を集中して聞くことができるようになりました。これまでほとんど興味のなかった、星や植物にもずいぶんと関心を示すようになり、それまで置き物となっていたリビングの図鑑も自分から見るようになりました。ゆるゆると取り組んでいた家庭学習にも少し身が入ってきたようです。この調子で勉強を進めてくれれば嬉しいなと思い、これからも季節ごとに星や植物の授業をお願いすることにしました。 親子で星空を見る会のイメージから検索して出会ったとまと塾ですが、おかげさまで親子で夢を見ることができそうです!とまと先生、今後ともよろしくお願いします。
初回授業前にはズームにて必ず無料の打ち合わせを行います
3回分の授業を行ってみて、「低学年向け中学受験準備講座(理科)」の有用性を確信する
今回の授業を通して、より強く、この「低学年向け中学受験準備講座(理科)」が有意義なものであると確信しました。
私、意味あることやってる!お役に立ててる!!!と、心から思いました。
そう思わせてくれたのは、生徒さんの実際の授業での様子と、保護者様からのフィードバックです。
こちらも、大きく2つ、ポイントがありました。
生徒さんが授業の中でどんどん成長していった:「聞く力」が驚くほど向上した
初回授業は、申し訳ないことに数回接続が切れてしまったんですが、それでも、生徒さんの「聞く姿勢」がまだ未熟だなと感じざるを得ませんでした。
私は塾で小学3年生からしか見たことがありませんので、一般的な小学2年生というものがよくわからないのですが、このまま集団塾に入ると苦労するかもしれないなと心配するほどではありました。
話を聞くときに、前を向く習慣がついていない。
聞いてはいるものの、下を見たり、横を見たり、手元にある教材を見たりして、顔が前を向いている時間が少ない。
打ち合わせのときは激しく緊張していた様子で、ほとんど固まった状態で前を向いてくれていたんですが、初回授業ではすでにかなりの緊張がとれていて、大笑いしてくれたりはするものの、3秒と連続して前を向くことができませんでした。
初回授業は星座の単元で初耳の言葉が多かったとはいえ、授業終了直前に行った口頭での確認チェックでは、あまりいいと言える出来ではありませんでした。
私は授業内ではホワイトボードや紙に書いた文字を見せながら、話をしていきます。
前を向いて話を聞くことができれば、それらの文字情報や教師の口の動き・表情から、耳で聞く以上の情報を得ることがきでます。
何度も大笑いして楽しそうに授業を受けてくれてはいたので、終盤の口頭チェックでの結果が思わしくなかったのは、この「前を連続して見ることができない」ことが原因だなと判断しました。
初回授業後にメールにてお子さんに関する気づきを求められたときに、すぐこの内容はお伝えしました。
「気づいていたなら、なぜ授業内ですぐに注意しなかったのか?」
そう疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
それは、「授業前に生徒さんにお伝えしていた授業内ルールに、”話を聞くときは必ず前を向きましょう”というルールは存在しなかったから」です。
私の授業は、かつて集団塾で行っていたときからそうですが、いくつか授業内ルールがあります。
授業を受けてくれる生徒さんには、たとえ体験授業であったとしても、必ずルールをお伝えします。
そうすることで、生徒さんに、「初めてのことだしよくわからないけど、このルールを守ってさえいればいいんだな!」と安心してもらうねらいがあります。
これはオンライン授業でも同じこと。
私は、授業を始める前に、3つのルールをお伝えしました。
1つ、先生が話をしているときは、絶対にしゃべらないこと。
「話を途中で遮ってしまうと、せっかくの説明が途切れて、内容が頭に残りにくくなってしまいます。自分にとって損になるから、やめましょうね。質問があるときは、手を挙げてアピールしてください」
2つ、あくびを耐えること。
「さあ、お勉強をしよう!というとき、お布団の中に入ってやる気が出ますか?出ませんよね。お勉強をするときは、どんな姿勢で行うかも重要なんです。だから、先生の授業ではあくび禁止です。どうしても我慢できなくなったときは、こうしてください(口を一文字に閉じたまま、目を見開いて小刻みにプルプル震える)目の前にいる先生にバレても、隣にいるお父さん、お母さんにバレなければセーフです。頑張ってみてね」
3つ、頬杖をつかないこと。
「これはあくびと同じ理由です。お勉強をするときは、どんな姿勢で行うかも大事。頬杖をつきはじめると、どんどん姿勢が崩れていってしまうんですね。右手で頬杖をつくのは禁止だし、左手で頬杖をつくのも禁止。もちろん、両手でつくのも禁止です。見る分には、とってもかわいいんだけどね。出来そうかな?」
彼女は、これらを一生懸命守ってくれたんです。
初回授業で不慣れな中、あくびしそうになったら「あっ」という顔をしてすぐに切り替えてくれたり、頬杖をつきそうになったところをギリギリのところで気づいて回避してくれたり。
この様子から見るに、おそらく、普段の学校の授業では、あくびも頬杖も、あまり気にせずしていたと思うんですよ。
それを、しっかり意識して、ルールを守ろうと必死に頑張ってくれていたんです。
そんな彼女の頑張りを無視して、事前に伝えてもいない「話を聞くときは前を向こうね」というルールを急に追加して注意することはできないなと判断しました。
そういったことをふまえて、授業後の実際のメールでは、以下のようにお伝えしました。
〇〇さんについての気づきは、以下のとおりです。
(中略)
2 長い時間前を向くことに慣れていない
前半は回線トラブルが起きたために、集中力が切れてしまって…ということかなと思っていたんですが、
後半の様子を見ると、それだけが原因ではなさそうです。
楽しくのめりこんで、大笑いしてくれているけど、
ずっと画面を集中して見るという作業には、だいぶ不慣れなようすでした。(中略)
ただ、これに関しては、単純に「もっと画面を見ようね」と言っても、こちらの思い通りにはならないかと思います。
「前を向くこと」ばかり頑張って、内容が入りにくくななる可能性もありますしね。
次の授業に向けてすぐにできることは、
「今使わないものは、触らないこと」というルールを新たに追加すること(次回、私からお伝えしますね)と、
こちらから、〇〇さんに画面をもっと注視してもらえるような声掛けを増やしていくことですね。
授業そのものはしっかり楽しんでいただけているようなので、この楽しい気持ちをキープしつつ、
「気づいたら画面をしっかり見ることができるようになっていた」状態をこちらでこっそり作っていきます。
「前回よそ見が多かったよね、次はもっと見ようね」と言ってしまうと、せっかくのやる気がそがれてしまう可能性があるので、
ここはぐっと堪えて、ご本人様には伝えずにいていただけると嬉しいです。
「今使わないものは、触らない」「先生が説明しているときは、前を向く」なんてルールは、前回ありませんでしたしね。
〇〇さんは「先生が話しているときは話さず、質問があるときは手を挙げる」「頬杖をつかない」「あくびをしない」を
しっかり守ってくれていました。
今回は、とにかくよく頑張ったと褒めてあげてください!
そして、2回目の授業では、まず以下のような説明を加えました。
「今日の授業は、使う教材がたーくさんあります。でも大丈夫!先生が使うたびに、これを持ってね、これを閉じてね、と毎回お願いするからね。だから、言われるまでは隅っこに置いておいてもらえたらOKだよ。安心してね!」
これで、授業中に関係のないものを触ることはなくなりました。
また、授業内にて、解説中、
「見て!!!ここのカタチ、何かに似てると思わない!?」
というように、画面に注目できるような声掛けを増やしたり、
生徒さんが2秒でも長く前を向いていられることがあれば、
「わー!今、〇〇ちゃんと先生の目が、しっかり合ってるね!集中して前を向いてくれてるんだね!嬉しいなあ~!!!!ありがとう!」
といったような、自然に前を向きたくなるような声かけを増やしました。
その結果、2回目より3回目のほうが、というか、3回目の授業時にはもう何分でも前を向いていられるようになりました。
これは本当に大きな成長で、私自身とても嬉しい気持ちになりました。
生徒さんは非常に優秀な女の子で、習い事にてすでに数学年先の勉強を進めているんだそうです。
だから、学校の授業は聞く必要がそもそもなくて、だからこそ、「聞く力」が少し物足りない状態になっていたのだと思います。
ただ、中学受験塾に入ってからこの状態だと、とんでもなく苦労すると思うんですよね。
小学校の授業とは比べ物にならないほど、濃密でスピード感のある授業が展開されますから。
さらに、「聞く力」「聞く姿勢」が伴っていない子のために、十分な時間を割くほどの余裕は集団塾にはありません。
よくて、電話や個別面談で軽く触れられるくらいだと思います。
授業後に個別でアドバイスをくれる先生はいるかもしれませんが、全員が全員そうするとは限りませんし、今回のように「自然に前を向けるような声掛け」ではなく単純に助言を受けるだけになりますので、「前を向けって言われたけど、先生の話が面白くないから仕方ないじゃん」と思われて終了してしまうかもしれません。
塾には、おもしろい先生もいれば、おもしろくない先生もいます。
人によって合う・合わないはさまざまですから、時には合わない先生の授業を受けなければならない時も訪れます。
そういったときに、我が子が「聞く力が身についていて、ひとまず聞いてみようとする子」なのか、「聞く力に乏しく、前を向く習慣がついていないために、合わない先生の話はシャットアウトしてしまう子」なのか。
その違いは、その後の成績に大きな差を生むことになると思います。
今回、生徒さんの「聞く力」向上に少しでも貢献できたのは、繰り返しになりますが、本当に本当に嬉しかったです。
人が成長する瞬間を間近で見たくて、この仕事を選んだところもありますからね。
「塾に入る前に、塾並みの授業を通して、聞く力の基礎を身に着けていく」という効果も、この「低学年向け中学受験準備講座」にはあるのだな、と思いました。
生徒さんの授業後の変化が目覚ましかった:以前は全く興味のなかった星座、植物、昆虫に興味を持ち始め、自ら図鑑を開くようになった
こちらは感想文にも書いてありましたとおり、とても嬉しい変化でした。
そもそもこの授業を希望されたきっかけが「キャンプで星空に興味を持っている様子を見て、このチャンスをどうにか学びにいかせないものかと思われたから」で、その目的に合った結果をご提供できたことが、何より嬉しかったです。
事前情報で、「星空にも植物にも昆虫にも興味はない。むしろ昆虫は少し苦手意識を感じ始めている」ということだったので、今回どうなるかなと思っていたのですが、満足いく結果を出すことができて本当によかったです。
3回目の授業、昆虫回の最後で質問を受け付けたときに、
「昆虫が気持ち悪くて苦手なんですけど、どうしたら苦手じゃなくなりますか」
という質問を受けましたが、
「先生も昆虫はめっちゃ気持ち悪いと思ってるよ!!4年生で覚えなきゃいけないハエの顔なんか、ドン引きの気持ち悪さだよ。でも気持ち悪いと思うからこそ、他の人より早く覚えられるかもね。気持ち悪いのは、どうしようもできないよ~」
と言ったら笑っていました。笑
この「低学年向け中学受験準備講座」のよさは、ここにあるかなと思います。
本格的な入塾を前に、さまざまな分野への興味を刺激しておくことができる。
授業で扱った知識をどれだけ覚えられたかが重要なのではなくて、今まで全く興味を持ってこなかった世界を身近に感じられるようになることが重要。
数年後実際に塾での授業を受けるようになるまでに、図鑑や生活の中で、それらを身近に感じて自ら情報を得るような行動がとれるようになれば、入塾してからの授業の受け方が大きく変わってくると思うんですよね。
まさに、「中学受験準備講座」の名にふさわしい結果を出せていると思います。
おまけ:生徒さんの自己肯定感が高まった
これはこの授業に限定して行ったものではないので今回はおまけ扱いにさせていただきますが、どうやら生徒さんの自己肯定感が爆上がりしているのだそうです。
もともと、私のいち講師ポリシーとして、自分が気づいた生徒さんの長所はガンガン伝えていく、というものがあります。
中学受験が本格化すれば、とんでもないモンスターたちと戦う日々がスタートします。
周りと自分を見比べて、落ち込んでしまうことも少なくないはずです。
そういったときに、自分の強みをしっかりと自覚しておけば、少しへこんだくらいならすぐに持ち直すことができると思うんですよね。
「自分はすごい、自分はできる」
人間とは面白いもので、そう思いながら勉強したら、いつもの何倍も吸収できたりしますしね。
あとは単純に、「この子、こんな素敵なところがあるのか!伝えたい、この素晴らしさ!!!」と勝手にテンション上がってるだけなところもあります。
…こちらのほうが、大きいかもしれません。笑
自分自身が、「あなたのいいところはここよ」とほとんど言われずに育ったので、自分が少しでも担当する生徒さんには、そういった関わりもしていきたいと、就職先を選ぶときから一貫して思い続けてきました。
自分の強さを自分で理解できている人間は、強いです。
生徒さんには、そういった自信を持った状態で、戦いの場に繰り出してほしい。
集団塾に勤めていたときからずっと、この思いは変わりません。
おわりに
1人目の生徒さんとは少し異なった切り口での授業記録となりましたが、いかがだったでしょうか。
「とまと塾」が目指すものがどんなもので、「とまと」がどんなことを大切にしている教師なのか、さらに深くお伝えできたのではないかと思います。
「個人情報以外は何を書いても構いません!」と言っていただけたので、今回はこんな内容にしてみました。
ちなみに、記事では生徒さんの苦手だったところを中心に書いていきましたが、この生徒さんは「説明された内容を自分の頭の中で既知の情報と照らし合わせ、さらなる疑問を生み出し、即教師に尋ねることができる」というとんでもなく素晴らしい長所を持っていて、授業は毎回、かなりの数の質問を受けることになりました。
「聞く力」さえ鍛えておけば、どこまでも伸びていくタイプだと思います。
お父様だけでなく、お母様、また生徒さんご本人様にも、非常に好印象を持っていただけたそうで、次回は冬ごろに、また数回授業を行うことになりそうです。
「とまと塾」の今後の発展を、みなさまにも見守っていただけると嬉しいです。