まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

私の人生は、ブルーレット除菌EXと共に。

学生時代、私はとにかく安いものを選んでいた。

 

はじめての一人暮らし。

特に強制されたわけではなかったけれど、部活をしていて何かと物入りだったので、バイトを掛け持ちしながら食べ物・日用品は基本最安値のものを買っていた。

 

少し遠出して、イオン系列の小さなスーパーへ。

火曜市で買うのは、もちろん、最安値の野菜たちだ。

1本20円のこぶりなにんじんを求めては、毎週チャリンコを走らせた。

 

そして大人になり、結婚し、私は1本98円の立派なにんじんの味を知ることになる。

激震が走った。

「なんだこれは。にんじんの味がするぞ」

 

20円のこぶりなにんじんも、もちろんにんじんの味はした。

でも、98円のにんじんは、その10倍はにんじんだった。

激しく、濃く、風味豊かに、にんじんにんじんしていた。

 

そのとき私は、「最安値ばかりが必ずしもいいものとは限らない」と学んだ。

ここで言う「いい」とは、「自分に合っている」の意味だ。

最安値が最良ではないことを、私はにんじんを通して学習したのである。

 

 

これは、日用品でも同じことが言えた。

 

 

ブルーレット おくだけ♪

誰もが聞いたことがあるであろう、あのフレーズ。

幼少期から刷り込まれる、「トイレにはブルーレットを置くものだ」という考え。

かくいう私も、「トイレにはブルーレット」と信じて育った子どもの一人だ。

 

実家のトイレにもブルーレットは置いてあったし、一人暮らしを始めたときにもスターターセットとして親が買い与えてくれたので、私の人生はブルーレットと共にあったと言っても過言ではない。

 

がしかし、これは小林製薬の方には非常に申し訳ないのだが、私はややアンチブルーレットと化していた時期があった。

ブルーレットおくだけって、ほんまにおくだけやん」

ブルーレットの効果が、イマイチ感じられていなかったのである。

 

 

忙しい学生生活だった。

こまめに掃除をしていたと言えば嘘になる。

しかし、それにしても、黒ずみが現れるのが早かったように思う。

「せっかくブルーレットを使っているのに…」

「実は気休めなだけで、置いても置かなくても一緒なんじゃないか」

そこまでアンチ精神を高めてしまった時期もあった。
ブルーレットへの期待が高すぎるあまり、反発心のようなものが芽生えていた。

 

膨れ上がる、ブルーレットへの不信感。

しかし撤去したらしたで、やんわり感じる一抹の寂しさ。

結局私は、結婚後もブルーレットを置き続けた。

 

そして転機が訪れる。

夫が、誤ってブルーレットの上等品を買ってきたのだ。

その名も、「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」

パッケージには、デカデカと「黒ズミ対策」と書かれている。

ノーマル商品に比べ、なにやら物々しい出立ちだ。

 

うおー、なんか、高級品買ってきよったな。

まあいっか、せっかくだし使ってみよう。

 

そこからだった。

私の生活は一変した。

 

黒ズミ、ぜんっぜん、出てこんやん!!!!

 

なんやこれ、なんやこれ!

すごい、すごい、すごすぎる!!!

「黒ズミ対策」とデカデカ書くだけのことはある!!!

ぜんっぜん、黒ズミ出来ん!

なんやこれ、なんやこれ!!!!

 

ブルーレットの評価が爆上がりした瞬間だった。

それまで、「ブルーレットおくだけって、ほんまにおくだけですね?ほのかに優しい存在感をトイレにもたらしてくれるだけですよね?もう少しキッチリ働いてくれてもええと思うんですがね?(失礼)」とさえ思っていた私は、心の中でブルーレットにジャンピング土下座した。

 

このこの実力は、こんなもんじゃなかったんや…!!!

 

以降、我が家のブルーレットは除菌EX一筋である。

ノーマルタイプの詰め替えが、70mlあたり280円。

除菌EXが320円。

50円で、この神の如くハイスペックなブルーレットが手に入る。

 

小林製薬さん、いいんですか?

除菌EXみたいなハイスペック商品をこんな低価格で提供してしまって、いいんですか?

というか、ノーマルタイプと除菌EXの性能差が開きすぎではないですか???

 

たとえこれが100円高く設定されていたとしても、私は除菌EXを買い続けるだろう。

それくらい、「ブルーレットおくだけ除菌EX」は私の人生になくてはならないものになっている。

 

50円しか差をつけていないのは、きっと、除菌EXを手に取ってもらうまでのハードルがかなり高いからだろう。

一度使ってしまえば、みな除菌EXの虜になってしまうだろうに。

世間の認知度が低いがために、苦渋の思いで、50円差にとどめているに違いない。

 

開発スタッフのみなさま、この世に除菌EXを生み出してくださりどうもありがとうございます。

私は生涯、除菌EXと共に生きていくことを、ここに誓います。

 

巷ではスタンプ型のお掃除グッズも流行しているけれど、私は今後もずっと、除菌EXとシンプルなトイレブラシの二本使いで生きていくことになるだろう。

 

ありがとう、除菌EX。

君に会えて、本当によかった。

 

 

師走のこの時期、お掃除グッズを紹介するブログが増えてきたので、私も波に乗って熱い思いを綴ってみました。

騙されたと思って、一度使ってみてください。

普段のお代金にたった50円を上乗せするだけで、神をも唸らせる最上級の一品を手にすることができますよ…!

 

 

ちなみに、はてなブログの「今週のお題」は「自分にご褒美」だそうです。

普段お掃除を頑張っておられる奥様、ぷちご褒美として、ぜひ。