まいにちきろくノート

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気になったことをきろくしていきます。

仕事について考える①個別指導編

書いては消して、書いては消して。

頭の中がごちゃごちゃで、読みやすい文なんか書けそうにない。

ので、今日は自分の頭の中を整理するために書き出してみようと思います。

 

 

 

学生のころ、2対1の個別指導塾でアルバイトをしていました。

下は小学2年生から、上は高校3年生まで。

算数、国語、理科、社会、英語、数学、化学、生物…

いろんな科目を見てきました。

 

個別指導のおもしろさは、生徒「1人」を集中的に担当できること。

その子の性質に合わせて、接し方を変えられること。

 

 

宿題を全くやらない問題児だ、と言われて私の元にまわってきた中2男子は、三人兄弟の末っ子だった。

ヤンキー風味な兄が二人いるらしい。

そのこはあまりしゃべらない子だったけど、「自分は勉強が出来ないし、出来ないことが当たり前だ。努力をしたところで何も変わらない。だから宿題はしない」

そう言いたげな顔をしていた。

まず、とてもだるそうに椅子に座る。

仕方がない、だるさを出すのがカッコイイと思っている年頃なんだから。

そこについては注意しない。

どうせ「勉強したい!賢くなりたい!」と思えばおのずと姿勢なんかよくなってくるしね。

そんなことを注意していたら先に進まない。

私が彼に立てた目標はこうだ。

「3回の授業のうちに、宿題を喜んでやってくるようにする」

 

こちらの予想通り、彼はとにかく褒められ慣れていなかった。

小さな小さなステップを準備して、それがクリアできたら褒める。とにかく褒める。

「勉強できんとか言ったん誰よ!うそつきか!めっちゃできるやん!やるやん!優秀やん!!!」

恥ずかしそうに照れる彼を確認したら、今できた問題の類題を即座に作り、一問ずつ解いてもらう。

正解するたび、褒めまくる。

彼の成績を上げるために急ピッチで必要だったのは、知識やテクニックの習得ではない。

「自分はやればできるんだ」という自信を彼に与えてあげることだった。

「俺だってやればできるんだ!成績上がるんだ!じゃあ、もうちょっと、やってみようかな…?」

 

結果として、3回とかからず彼は宿題をやってくるようになった。

初回と2回目は宿題を少なめに設定したけど、その後はもうそんな必要はなく、そもそも彼自身が「もっとくれ!」と意欲に満ちた顔をするようになった。

「これと、これと…どうしよう、〇〇くん急にめっちゃできるようになって先生嬉しすぎるからさ、ここも出したいんやけど…うーん、どう思う!?多いかなあ!?」

彼はとても照れながら、「いいよ。やるよ」そう言ってくれた。

 

 

 

個別指導の醍醐味は、ここにあると思う。

生徒一人一人に密に関わることができ、寄り添うことができる。

集団だと嫌でも周りと比較しながら日々勉強することになるが、個別にはそれがない。

苦手意識の強い子にはうってつけだと思う。

 

 

しかし、私は当時、なんとも言えないやるせなさを感じていた。

問題が解決されると、生徒は私の担当から外れていくのである。

この男の子も、2か月くらいで手が離れてしまった。

 

1年目の頃はまだいろんな生徒を担当できたけど、「お、こいつ使えるぞ」と教室長に思われてからは、

  • 受験生9割
  • 何か問題がある生徒0.5割
  • 受験生の時に私が担当していて、受験が終わったタイミングで担当を外そうとしたら保護者の方から「〇〇先生じゃなくなるなら辞めます」と言われた生徒0.5割

この3パターンしか持てなくなっていた。

 

中3で担当し、見事志望校に合格した子たちは数ヶ月〜1年くらいはなんとか続けるんだけど(担当した中3は全員志望校に合格していた)、高校2年生になったころにはみんな辞めてしまっていた。

「ごめんな、先生!おれ、辞めるわ!先生の授業やったらずっと受けたいって思っててんけど、受けられへんみたいやし!ごめんな!」そう切なそうに笑って辞めていった。

わざわざお手紙を残してくれた女の子もいる。

「先生、辞めてごめんね。先生の授業、ずっと受けたかった。途中で勉強諦めてごめんね。先生の授業はほんとに楽しかったよ」

涙が出た。

 

 

あれ、何を書いてるんや。

個別指導のいいところと悪いところを書いて、そのあと集団のいいところと悪いところを書いて…そうそう、正社員で担任待ちまくってたころの話と、非常勤講師として授業に専念した頃の話と…とか思ってたのに、なんだと、もうすぐ2000字!!?

 

 

ちょっとこのへんで一旦終わっておこう。

頭の中に浮かんだことをとりとめもなく吐き出す回、もう少し続きます。

 

個別指導の話でいいたかったことは、

  • 個別なら個々に寄り添ったスピードと内容・接し方で、その子に最適な指導をすることができる(内容を身につけるよりまず自信を持つことが必要なら、そこに時間を割くことだってできる)
  • 雇われだから「こいつ使えるぜ!」と思われてしまうと受験生ばかり担当させられてしまう。それは名誉あることかもしれないけど、自信も力もつけて見事志望校に合格した生徒たちがどんどんやさぐれていく様を見るのはかなり辛い。欲を言うなら、中学や高校に上がったあとも担当したかった。

このふたつかなあ。

 

 

 

文章ぐちゃぐちゃだけど、吐き出すこと優先でいきます。

なぜなら6ヶ月の息子のお世話と家事と昼寝の合間しか時間がないからね!

あっ、今日、息子の歯が生えかけてるのを確認しましたよ!ふっふう〜!

つづく!

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