まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

見知らぬ人が、私の心をあたためてくれる。小さなほっこりエピソード。

なんとなーく生きてるだけなのに、思いがけず心があたたかくなること、ありますよね。

 

私見知らぬ人に声をかけられることが多いタイプなんですけど、近畿に出て来てからは特に外国人の方によく声をかけられます。

 

昨日も電車に乗ってたら声をかけられました。

焦った様子で、英語で、スマホを見せて、

「この電車ってここに行きますか!?」って。

指をさして正しいホームを教えてあげると、急いで飛び降りて行きました。

 

あー、どこ行くかわからなくて焦って困ってたんやなー、間違えた電車に乗らなくてよかったねーなんて思いながらその後ろ姿を眺めていたら、

その女性、ぱっと振り返って満面の笑みで

「Thank you!」

 

その瞬間、ふわーっとあたたかい気持ちにつつまれる私。

ただホームを教えただけですよ。

指でホームをさしただけ。

なのに、こんなに素敵な笑顔をいただけるなんて!!!

とーっても、優しい気持ちになれました。

ありがとう、見知らぬ外国人さん。

私に声をかけてくれてありがとう。

 

 

一昨日はこんなこともありました。

出勤途中、近所の川をふと見ると、マガモの親子が6羽ほど列をなして泳いでいたんです。

子どものカモがとっても小さくて、でも一生懸命にお母さんの後を追っている。

もうこれだけで心ほんわかするじゃないですか。

それだけじゃなかったんですよ。

 

そのカモの親子を見つけたおじいさん二人がですね、とっても嬉しそうにキャッキャしてたんです。

一人は橋の上で自転車乗ったまま、もう一人は階段を降りて河原のほうまで歩いて行ってて。

「おおーい、そっちだ!カモさんそっち!」

「お、いたぞー!」

なんて会話をしていまして。

 

なんてのどか、なんて平和…!!

その日は結構肌寒かったんですけどね、私の心はぽっかぽかになりました。

 

 

なんだか、いいですね、こういうの。

私が勝手にほんわか感じてるだけなんですけどね。

誰かをあたたかい気持ちにさせることができる人って、最強だと思います。

私もそんな人間になりたい。

 

 

まあでも、話しかけてくる人は皆が皆いい人じゃないので注意が必要ですけどね。

 

宗教の勧誘をしてくる人とか。

聖書の押し売りをしてくる人とか。

道を尋ねるふりをしてナンパしてくる人とか。

突然、お金貸してください!って言ってくる人とか。

「私たち、ハンドパワーの勉強してるんです!ちょっと体験してもらえませんか!?」とか。

 

まあハンドパワーの若いお姉さんは面白そうすぎてちょっと付き合いましたけどね。

高校生のとき、広島駅で声をかけられました。

とてもいい人そうなお姉さんだったもので、興味がわきまして。

 

真剣な眼差しで、私に向かって気?を送り込むお姉さん。

私は駅のベンチに座っているだけ。

お姉さん、両腕をのばして私にてのひらを向けたまま微動だにしない。

 

数分後、疲れた様子で「どうですか!?」

何も感じませんでしたと素直に感想を伝えると、

「そうですか…」と非常に残念そうな表情。

何かを売りつけるでもなく、何かに勧誘するでもなく、お姉さんはしょんぼりしてその場を去って行きました。

 

なんですか、広島駅の近くにはハンドパワー専門学校とかあるんですか…?

 

 

あれ、肌寒くなってきたし心あたたまるエピソードでも書こうかなと思ったのに、最後は謎のハンドパワーお姉さんで終わってしまった。

そのハンドパワーお姉さんの必死さにも、ちょっとはほっこりはしたんですけどね。

あまりの純粋さに高校生ながら心配にもなりましたけど…。

 

「課題で、一般の人にハンドパワーを体験してもらわないといけなくて…もし時間あったら、お願いしてもいいかな?」

どんな課題だ。

 

いや違うわこれ、ほっこりじゃないわ。

お姉さん心配エピソードだ。

ほんと、広島駅こわいわ。