まいにちきろくノート

まいにちきろくノート

気になったことをきろくしていきます。

うんこ大好き少年。

「クソめんどうな問題やんこれ!!」

 

この、クソ〇〇という言い方。

学年が上がるにつれ、一定数つかう子が出てきます。

 

どこで知るんだそんな言葉。

言ってるの、ワンピースのサンジくらいじゃない?

 

とってもお行儀がよくて、ルールをしっかり守るような子でも、クソ〇〇という言い方をしていたりします。

使ってるオレ、かっこいいぜ!と思うんでしょうか。

 

「クソ?うんこってこと?うんこめんどうってこと?〇〇くん、うんこ好きなの?」

 

こう言って詰め寄ると、もう言わなくなるんですけど。

クソをうんこに置き換えるだけで、恥ずかしくなるようです。

それくらいで大人しくなってくれるのが、小学生のかわいいところですね。

 

 

ところでうんこと言えば、昔、とんでもなくうんこに執着を持った少年がいました。

忘れもしない、あれは4年生のころ。

そう、磁石の単元だった。

 

f:id:tmt_krk:20190709000656j:image

私「はい〇〇くん、どうしたの?」

 

「せんせー!!!

うんこは!!!!

うんこは!!!!

 

うんこはっ!!!

じしゃくにっ!!!

つきますかっ!!!?」

 

9歳の少年が、それはそれはキラッキラな笑顔を向けて、こう言ってくるんです。

f:id:tmt_krk:20190709000846j:image

 

今なら、

「うんこは磁石につかないだろうねー。あ、でも、鉄をモリモリ食べたらつくかもね!うんこの中に鉄が混じって、つくかもしれない!!!お腹壊れるだろうから、オススメはしないけどね〜」

なーんて返せるんですけど、当時まだ日が浅く、素直に動揺してしまいました。

 

うんこだと!?

その満面の笑みで聞いてくることが、うんこについてだと!?

f:id:tmt_krk:20190709001010j:image

 

その少年はなんやかんやで3年間見ることになったのですが、まあ本当にうんこ大好きでした。

5年生の前期でも、まだまだうんこ大好きでした。

そしてそんなうんこ大好き少年に、奇跡が訪れます。

それは人体の単元でした。

 

私「血管の中を流れているものは大きく分けると4つあります。酸素と二酸化炭素は今勉強したね。残り2つは何かわかるかな?」

 

少年「うんこー!!!!」

 

いつも通りのキラキラ笑顔。

いつも通りのうんこ発言。

けれどもこの日はいつもと少し違いました。

 

私「ハイ正解!!!!」

 

 

少年「!?」

他「ええええ!!!??」

f:id:tmt_krk:20190709001321j:image

 

他「すげえ!やべえ!〇〇、うんこで正解した!!!!」

 

私「テストでは不用物って言葉で出てくるよ!〇〇くん、賢いなあ〜!!!うんこの他にもうひとつ、わかるかな?」

 

顔を真っ赤にする少年。

ボケたつもりが正解してしまったのだから、当然だ。

 

少年「ご…ごはん!!!!」

うんこが流れているんだから、ごはんがあるわけないと思ったのだろう。

もしくはおうちで「そんなお下品な言葉、食事時に言ってはいけません!」と言われてるとか。

しかし、私の返事は…

 

私「正解!!!!」

 

「うおおおおお!!!!すげえええ!!!!」

「いつもうんこしか言わない〇〇が!!!」

「二問連続正解してる!!!!!」

「すげえええええ!!!!!」

クラスは大盛り上がり。

 

まさかの事態に、さらに顔を赤らめる少年。

 

私「テストでは、栄養分って出てくるよ。〇〇くんのおかげで、みんな覚えられそうやね!」

 

注意されることは慣れていても、褒められることは慣れていなかったのかな。

顔は真っ赤にしたまま、だけども笑顔で、こんなときどうしたらいいのかわからない!そんな様子でした。

 

そんな少年も、受験を終え、もう立派な中学生になっています。

さすがに6年生になってからはあまりうんこうんこ言わなくなりました。

うんこにも、流行り廃りがあるんですかね。

ちょっとさみしかったです。

 

 

最後に。

うんこ34連発、大変失礼致しました。

 

 

※生徒シリーズ

tmt-krk.hatenablog.com

 

 

tmt-krk.hatenablog.com

 

 

tmt-krk.hatenablog.com