ある日、「豚バラとレンコンの甘酢炒め」なるものを作っていた。
作るのは2回目。
レシピ通り下味つけて、なんやかんやして、フライパンで炒めていた。
ら!
なんか色が変わった!!!!!
きもちわるい!!!!!!!
なんじゃこれ!!!!
炒める前は、普通のレンコンだったんです…
なんだこれは…
家事レベル5の私にはわけが分からなかった。
今まで何度かレンコン使ってきたけど、こんなことになったのは初めてだ。
なんだこの魔女が食べそうな色は。
とりあえず夫を殺めてはいけないと思い、急いでグーグル検索。
調理したものをまるまる捨てるべきか否か調べました。
結果。
問題なし!食べられる!
「東京都保健福祉保健局」のサイトで説明されていました。
なんて信頼できる情報なんだ!
この変色は、レンコンに含まれているタンニンが鉄分と反応し、タンニン鉄が生成されたことによるものです。鉄製の鍋やフライパンを使用してレンコンを調理すると、このような変色が生じる場合があります。また、包丁や水道の蛇口の鉄分が影響する場合もあります。
へえー!
知らなかった。
けど、包丁もフライパンも鉄製じゃないぞ。
そんな管理が難しいものは使っていない。
じゃあ水道水に含まれる鉄イオンが反応したってこと?
今回に限って???
へえー、よくわからん。
この紫色の変色を防ぐためには、3%の食酢にレンコンをつけたらいいんですって。
ふふふ。
10分ちゃんと漬けましたがな!!!
レシピ通り作りましたがな!!!!
何がダメだったというのか!!!
水とお酢の調合をざっくりしすぎたのかな。
確かに今まではカップに計量してきっちり3%にしてたわ。
目分量はよくないのかな。
「変色してるけど、体に害はないみたい。けど、ごめん」と夫に報告したら、
「余裕」の一言が返ってきた。
あざます!!
紫レンコンは極力バラ肉の下に埋めたので、見栄えはそんなに悪くなかったですよ。
証拠隠滅。
味も良かったです。
ところで今回の件でレンコンについて調べていたら、誤った知識が堂々とまとめられていた。
しかも検索結果の上位に食い込んでいた。
ので、ここで声を大にして叫んでおこうと思う。
レンコンは!!!
「くき」だよ!!!
根っこじゃないよ!!!
地下茎って言うんですよー。
ジャガイモと一緒。
中学入試にも出てきます。
ややこしいけどね。