ここ二週間ずっと体調がよくない。
体がずーんと重たくて、動けない。
地球の重力が増えたんじゃないかと思うほど、頭のてっぺんから足のつま先まで、ずっしりと重い。
しかしこれは昔からのことだ。
高校生のときは単位がとれるか危ないところまで行った。
欠席しすぎて。
手帳にはあと何日休んだらアウトか、メモして把握するようにした。
5、4、3、2、1、ドクロマーク。
休むたびに数字を1つ消した。
高校まで片道2時間。
早退もそうやすやすとはできなかった。
なぜこんなにひ弱なのか。
上が100をこえない低血圧だからか、
今までに3度ホルター検査したほどの不整脈持ちだからか、
薬も効かないほどの生理痛持ちがだからか、
そんなことはよくわからない。
そういえば、うちの父もよく寝込んでいた。
うーうー布団で唸っていたのは、珍しい光景ではなかった。
「過労で倒れて、今病院に入院してもらってます」と電話が来たのも一回ではない。
なんだ、遺伝か?
若い頃は、私の耐久性が低いだけなのか?他の人はみんな、このしんどい状態を跳ね除けて活動しているのか?とか思っていたが、どうやらそうではないらしい。
夫に聞くと、体が漬物石のように感じることなどないそうだ。
そうか、これはズル休みじゃなくて、ほんとにしんどい状態なのか、ままあることではないんだな、そうかそうか、と、少し安堵したことを覚えている。
しかし「ワタシノカラダ、ヨワインデス!」で完結する私ではない。
高校を卒業して、大学に入り、お世話になった塾の先生から衝撃的な一言をもらった。
「◯◯ちゃんは、ゾンビみたいだったね。
休みがちで、細くて、青白くて、ついてこれるかな?大丈夫かな?って何度も心配に思ったけど、
出席すると欠席分までしっかりカバーしてるんだよね。おそろしかったよ」
むふふ、私はゾンビなのだ。
(当時欠席分のノートを見せてくれた友達には頭が上がらない。ありがとう)
私は体が弱い。
しかしゾンビだ。
体の弱さごときで、精神やられるほど、もう弱くはないのだ!!!!
…なんて、今日の昼過ぎまでケータイ触れないほどダウンしてた人のセリフじゃないけど。
やっぱりポジティブに生きてかないとね!
「あなたの身体の弱さはわかった上で結婚している」と常々言ってくれている夫が
「なにか漢方とか試してみてはどうだろう」と最近言い出した。
ふふふ、漢方で治るものなのかな!?
「先生、悩みなさそう」
「先生、いつも元気」
「先生、毎日幸せそう」
悩みはあるし、全然元気じゃないけど、立ち向かっていきたいなと思っているよ。
ふふふ、騙されてるな〜子供たちよ!!!!
ポジティブに生きるのだ!!!